小学校3年英語活動(外国語活動)Let's Try1指導・授業案・活動例全集【小学校英語教育】
文部科学省から出版されている3年生向けの英語の教科書Let's Try!1の内容を紹介しつつ小学校3年生ではどんな事を学習するのか解説するとともに、実際の授業、活動案例も紹介します。
週に1時間程度、年間35時間という事で教科書の内容自体は非常に薄いです。
そこでこのページでは、学習内容とともにさらに発展的に学習するための英語活動や英語教材なども一緒に紹介していきます。
指導している子供たちが教科書の範囲を超えて学習していける助けになればうれしいです。
一度にすべてのUnitについて解説することはできません。
今後数か月かけて完成させたいと考えています。
現在はUnit5まで完成。(6月26日現在)
それぞれ授業を進めながらこのページに来ていただいて活動例や教材をその都度確認していただけたら嬉しいです。
小学校4年生の授業案・活動例は『小学校4年英語活動(外国語活動)教科書Let's Try2授業案・活動例全集』で紹介していますのでこちらをご覧ください。
1. 小学校3年英語活動の目標と学習する内容一覧
2. 小学校英語3年教科書Let's Try1・Unit1授業案・活動例
3. 小学校英語3年教科書Let's Try1・Unit2授業案・活動例
4. 小学校英語3年教科書Let's Try1・Unit3授業案・活動例
5. 小学校英語3年教科書Let's Try1・Unit4授業案・活動例
6. 小学校英語3年教科書Let's Try1・Unit5授業案・活動例
7. 小学校英語3年教科書Let's Try1・Unit6授業案・活動例
8. 小学校英語3年教科書Let's Try1・Unit7授業案・活動例
9. 小学校英語3年教科書Let's Try1・Unit8授業案・活動例
10. 小学校英語3年教科書Let's Try1・Unit9授業案・活動例
11. 最後に
小学校3年英語活動の目標と学習する内容一覧
まず、小学校3年生の英語教育について簡単に解説し、Let's Try1の教科書でどのような内容を学習するかを紹介します。
小学校3年英語活動の目標
小学校3、4年生の英語活動の目標は学習指導要領により以下のように設定されています。
⑴ 外国語を通して,言語や文化について体験的に理解を深め,日本語と外国語との音声の違い等に気付くとともに,外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しむようにする。
⑵ 身近で簡単な事柄について,外国語で聞いたり話したりして自分の考えや気持ちなどを伝え合う力の素地を養う。
⑶ 外国語を通して,言語やその背景にある文化に対する理解を深め,相手に配慮しながら,主体的に外国語を用いてコミュニケーションを図ろうとする態度を養う。
引用:小学校学習指導要領(平成29年告示)|文部科学省
小学校3年生では聞くこと、話すこと(やり取り)、話すこと(発表)の3つを音声を中心としたコミュニケーション能力の基礎を学びます。
英語を書く活動は含まれていないことになります。
小学校3年英語教科書Let's Try1目次
”Let's Try1”の目次を見てみましょう。
全部で9個のユニットからなっています。

小学校3年生英語教科書Let's Try1目次一覧
Unit1:Hello! あいさつをして友達になろう
Unit2:How are you? ごきげんいかが?
Unit3:How many? 数えてあそぼう
Unit4:I like blue. すきなものをつたえよう
Unit5:What do you like? 何がすき?
Unit6:ALPHABET アルファベットとなかよし
Unit7:This is for you. カードをおくろう
Unit8:What's this? これなあに?
Unit9:Who are you? きみはだれ?
最後のUnit9以外は4ページで1つの単元となっています。
そのため1時間に1~2ページずつ進めていくことで35時間の英語活動内ですべての内容を指導できる計算になります。
小学校3年英語教科書Let's Try1学習内容まとめ
各単元のタイトルから学習内容がわかりますがもう少し細かく小学校3年生の英語で学習する内容をまとめてみます。
- 簡単な英語での挨拶
- 簡単な英語での自己紹介
- 色々な国の挨拶(国旗と国名)
- その時の気分
- ボディーラングエッジ
- 20までの数字
- How many?の受け答え
- 色
- 食べ物
- アクティビティー
- 好きなものを聞いたり答えたりする
- アルファベット大文字
- 形の名前
- What's this?の受け答え
- Who are you?の受け答え
- 動物
ざっくり書き出すとこのようになります。
それでは詳しくそれぞれの単元についてみていきます。もっと本格的に単元の目標などを知りたい方は市販の書籍を購入してみることも考えられます。
小学校英語3年教科書Let's Try1・Unit1授業案・活動例
Unit1Hello!あいさつをして友達になろうを具体的に見ていきます。
教科書の活動以外の活動も紹介していきますのでクラスの子供たちのレベルに合わせて活動や教材を選んでみてください。
Let's Try1-Unit 1:Hello!あいさつをして友達になろう単元目標

英語力に関連した目標のみで、授業の態度や姿勢についての目標は省いています。
もっと詳しく知りたい方は以下の書籍を参考にしてみてください。
Let’s Try!1&2”の全70時間の学習指導案とともに、3観点の評価がすぐにできる「評価補助簿」と子ども用の「振り返りカード」、また全Unitの指導要録記入例や通知表文例などが収録されています。
Let's Try1-Unit1:あいさつをして友達になろうで身につけたい英語表現
Unit1を通して身につけたい英語表現や学習したい英単語を紹介します。
- Hi.
- Hello.
- My name is ...
- I'm ...
以上の表現を最低限理解すること。
そしてより深く学習したい場合は、次のような英語表現併せて指導することが可能です。
- Good morning.
- Good afternoon.
- Good evening.
- Good night.
- Nice to meet you.
- Good bye.
- See you.
- Japan
- Korea
- China
など教科書に載っている国旗の国名とリスニングで出てくるもの。
- Where are you from?
- I am from ....
- You are
- He is
- She is
- We are
- They are
- It is
この他にも国名だけでなく日本人(Japanese)などの表現や、それぞれの国の首都(Capital)などのやり取りも考えられますが、そこまで踏み込む必要はないと思います。
Let's Try1:Unit1:英語活動例‐写真をみてどこ出身か考える
まずは、写真をみながら話をしてみましょう。
活動例1:国旗を見て知っている国があるかな
イラストに描かれている国旗で自分の知っているものがあるか発表してもらいます。
活動例2:日本語以外で知っている挨拶はあるかな
日本語で挨拶をするときは、こんにちはと言います。
この他の言葉でこんにちはを言えるか聞いてみます。
英語のHello、中国語のニーハオなどが出てくるかもしれません。
Let's Try1:Unit1:英語活動例‐ビデオや英語の歌を通して色々な国の挨拶を学習
次にいよいいよ教材を利用して英語学習をしていきます。
活動例3:他の国のこんにちはを聞く
Let's watch and thinkというビデオ教材がありそれを見るようになっています。
ここでは、そのビデオの代わりになるビデオを2つ紹介します。
色々な国の挨拶を歌にのせて紹介してくれるビデオです。
写真も写るので、挨拶を聞いた後に子供たちにどこの国か聞いてみます。
一通り歌が終わるともう一度それぞれの国名と挨拶を紹介してくれるので子供たちの予想があっていたか確認できます。
最後は子供たちも一緒に歌と一緒に挨拶してみましょう。
色々な国の挨拶を国名と一緒に紹介してくれる英語の歌です。
全部で15か国紹介されています。
Let's Try1:Unit1:英語活動例‐英語の歌を通して基本的な挨拶を学習
英語の基本的な挨拶を学習します。
Unit1活動例4:英語の挨拶のビデオをみる
英語の挨拶の仕方を歌と一緒にいくつか紹介するのも良いと思います。
英語ではHi・Helloという事がわかりましたが、他のおはようなどの挨拶も一緒に学習します。
基本的な英語の挨拶を学習するための英語の歌で一番お勧めなのがこれです。
リズムも良くあっという間に子供たちは覚えてしまします。
この他挨拶を学習できるお薦めの英語の歌を『【最強!】英語の日常生活で使える挨拶を歌いながら覚えれる子ども向けの曲3選!』でもう2曲紹介していますのでこちらも参考にしてください。
Let's Try1:Unit1:英語活動例‐英語の自己紹介を聞いて出身国をみつける
教科書のリスニングに挑戦し、英語で自己紹介されるのでどこの国の出身か聞き取ります。
Unit1活動例5:英語の自己紹介を聞いてみる
教科書のリスニングオーディオを聞いてみます。
初めての英語のリスニングなので、わからなくて当然。
1単語でも何か聞き取れたらすばらしい。
子供たちには次の事を意識して聞いてもらいましょう。
- その国の挨拶
- 名前
- 出身地
いきなり聞いてわかればすごいですが、オーディオを聞く前に、どんなふうに自己紹介をするか説明しても良いと思います。
(挨拶). I'm (名前). I'm from (出身地)
この3つの(…)の中の言葉を聞いてもらい、何か聞き取れたら発表してもらいます。
日本語と英語の国名が似ていたら良いのですが、韓国や中国といった日本語名と英語名が異なる国名が出てくるので子供たちにとっては最初から難題です。
子供たちには聞こえたように発表してもらいます。
3つの事を一度に聞き取るのが難しい時は教科書のように国名だけを聞いてもらい線でつなげてもらいます。
Let's Try1:Unit1:英語活動例‐英語で自己紹介をしてみる
いよいよ英語で自己紹介をすることに挑戦します。
教科書にあるように、友達と自己紹介をしあう活動をしてみても良いと思います。
最初のスピーキング(やり取り)の活動なので、基本的なフレーズを最初に紹介してそれを使ってもらいます。
ここまで学習したフレーズによって会話文が異なることになりますが、基本は以下のようにしてみます。
子供たちの会話文例
実際の自分の名前を使って英語で自己紹介をする活動
子供B:Hi.(Hello)
子供A:I'm .....(名前)
子供B:I'm .....(名前)
子供A:Nice to meet you, ....(名前)
子供B:Nice to meet you, too.
誰かになりきって自己紹介をしてみる
国名などを学習したので、自分の名前を変えて別の人になって自己紹介をしあう活動もできます。
自分の名前と出身国を自分で決める、もしくは教師が準備した架空の名前と出身地が書かれたネームカードを子供たちに配布して同じように自己紹介をし合います。
この場合は聞いた名前と出身地が書き込めるワークシートを配布して、それに名前と出身地を日本語で書きながら行います。
今回は出身国も英語で言いたいので、I'm 名前 from 国名というように自己紹介します。
自己紹介が終わったら全体指導で誰が何という名前でどこ出身か答え合わせをします。
Unit1補助教材
国名をもっと紹介したい場合は次の英語の歌やパワーポイント教材を利用することも可能です。
国名を学習できる英語の歌です。リズムよくWhere are you from?というフレーズを繰り返しながら国名を国旗と一緒に紹介してくれます。
小学3年生にならお勧めです。
クラスの様子によっては歌を恥ずかしがってしまって歌わないクラスがあるかもしれません。
そんな時にはフラッシュカードのようにイラストと国名を紹介してくれるビデオやパワーポイントを利用することもできます。
下に紹介しているパワーポイント教材はどれも音声付きなので正しい発音も学習することができます。
さらに、自分で編集も可能で必要な国だけ選んで教えることも可能です。
パワーポイント教材はどれも国籍(ナショナリティー)も学習できるようになっています。

上の見本のように地図、国旗そしてイラストと一緒に国の名前と国籍を学習できるパワーポイント教材です。
スピーカーマークを押すと発音と一緒に英単語が表示されます。
地図には首都の名前も書かれているので首都の名前も確認できます。
このパワーポイント教材は以下のリンクからダウンロードできます。
引用サイト(外部リンク)
英語での国名・国籍学習用パワーポイント教材

1つ目のパワーポイントと同じ人が作ったものですが、こちらはクイズのように正解の英単語をクリックしていくバージョンです。
国名の後に国籍を表す英単語が出てきます。
英単語を選ぶのはアルファベットを学習していない子供たちには難しいと思いますが参考までに紹介しました。
こちらのパワーポイント教材は以下のリンクからダウンロードできます。
引用サイト(外部リンク)
クイズ式英語の国名学習用パワーポイント教材
もっと詳しく単元の目標や評価の仕方を知りたい方は市販の書籍の購入をお勧めします。
小学校英語3年教科書Let's Try1・Unit2授業案・活動例
Let’sTry1のUnit2”How are you?”ごきげんいかが?を解説していきます。
Unit1で簡単な英語の挨拶と自己紹介をすることができるようになりました。
Unit2ではその時の気分や状態を”How are you?”を使って聞いたり、それに答えたりできるようにします。
Unit2は4ページあり、2時間で学習することになります。
Unit2:How are you?ごきげんいかが?単元目標

- その時の気分や状態を英語で聞いたり、答えたりすることができる。
- ボディーランゲージの大切さに気付き、それを使ってコミュニケーションをとることができる。
英語力に関連した目標のみで、授業の態度や姿勢についての目標は省いています。
もっと詳しく知りたい方は以下の書籍を参考にしてみてください。
Let’s Try!1&2”の全70時間の学習指導案とともに、3観点の評価がすぐにできる「評価補助簿」と子ども用の「振り返りカード」、また全Unitの指導要録記入例や通知表文例などが収録されています。
Let's Try1-Unit2:ごきげんいかが?で身につけたい英語表現
Unit2の学習を通して子供たちが身に付けたい英語表現は次のものです。
- How are you?
- I'm fine.(Happy, Sad, Hungry, Tired, Sleepy, Good)
- Thank you.
- And you?
- I don't know.
- Me?
- Come here.
- Good idea.
- Give me five.
発展的な内容として以下の内容を一緒に教えることも考えられます。
- 教科書には載っていない気持ちや気分を表す英語
- ボディーランゲージの延長上で教室で簡単に使える英語フレーズ(クラスルームイングリッシュ)
などが考えられます。
Let's Try1【Unit2】導入~イラストを見て考えよう~
Unit1の復習を最初にすることが考えられますが、省略します。
Unit1の活動内容については『小学校英語3年教科書Let's Try1・Unit1授業案・活動例』をご覧ください。
活動例1:イラストを見て気づいた事を発表する
まずは、教科書のイラストを見て気づいた事を発表してもらいます。
どんなことでもよいと思います。
どんな場面なのか確認することも大切です。
『遠足でお昼ご飯を食べているところ。』とか、『おにぎりを落としちゃった子がいる。』などできるだけ出してもらいましょう。
活動例2:イラストの中に英語で言えるものがあれば発表する
イラストの中に英語で言えるものがあれば発表してもらいましょう。
『Bag』とか『Ball』など意外と子供たちが英単語を知っていたりします。
Let's Try1【Unit2】Let's watch and think活動例
話題を本題に移していきます。
活動例3:イラストの子供たちの気分や気持ちを考える
イラストには2人組のペア5組います。
それぞれ、どんな会話をしているのか、どんな気持ちなのか考えて発表してもらいます。
左上のペアの場合、『右の子は眠たそう。』とか『左の子はサッカーをやりたそう。』などになります。
この時に、どうしてそう思ったのか聞くことでUnit2で学習するボディーランゲージの大切さを気づくための導入になります。
『右の子は目を閉じているからねむたいんじゃないかと思った。』などの理由も発表してもらいましょう。
活動例4:学習する気持ちを気分を表す英単語を紹介する
ビデオを見る前にビデオに登場する英単語を紹介します。
黒板に"Tired、Happy、Sleepy、Hungry、 Sad"を書いて発音を確認します。
ここで意味を教えてしまっても良いのですが、ビデオを見ながら意味を予測することも大切なので私は、発音のみの紹介でビデオを見せます。
活動例5:ビデオを見てそれぞれの気持ちを考える
ビデオを見ながら紹介した5つの英単語の意味を考えてもらいます。
ビデオを見終わったらどんな意味だと思うか発表してもらいます。
この時、先の質問と同じようにどうしてそう思ったかも発表してもらいましょう。
予想できたら、もう一度ビデオを見ながら意味を確認しましょう。
Tired(疲れた)、Happy(うれしい)、Sleepy(眠たい)、Hungry(お腹減った)、 Sad(悲しい)であると教えます。
活動例6:ビデオで使われていたフレーズを確認
ビデオには"How are you?"など今回学習したいフレーズが登場するのでフレーズの発音と意味を確認します。
特に"How are you?"(ごきげんいかが?)に対して"I'm…"と答えることを伝えます。
その他の挨拶はUnit1で学習しています。
補助教材として『【最強!】英語の日常生活で使える挨拶を歌いながら覚えれる子ども向けの曲3選!』でビデオ教材を紹介しているので参考にしてください。
この他、"It's time to go!"(行かないといけない時間だ)や"Take care!"(気を付けて)なども余裕があるようなら紹介すると少しずつ子供たちの英語力が上がってきます。
Let's Try1【Unit2】Let's listen活動例
オーディオを聞いて4人の子供たちの気持ちを聞き取り線で結ぶ活動です。
活動例7:イラストを見てそれぞれの気分を確認する
教科書には6個のイラストが描かれています。
まずは、それぞれのイラストの気持ちを表す英語を確認します。
子供たちに答えてもらいましょう。
左から"Happy, Tired, Hungry, Sleepy, Sad, Fine"です。
さらに、気分を聞くフレーズとその答え方をもう一度確認すると子供たちの助けになります。
"How are you?- I'm ...."です。
活動例8:オーディオを聞いて答えを確認する
オーディオを聞いて答えを確認します。
答えは一番から"Fine, Hungry, Sleepy, Happy"です。
もっと色々な気分や気持ちを表す英語を学習したい場合は『気分や気持ちを表す英単語学習用子ども向け英語の歌・ビデオ教材5選!』などでビデオ教材などを紹介しています。
こちらも参考にしてください。
気分や気持ちを表す英単語学習用子ども向け英語の歌・ビデオ教材5選!
今日から自分の気持ち、気分を英語で伝えれるようにするための英語教材やアクティビティーを紹介します。目標は、今日の気分を英語で尋ね、答えれるようになること。その最初の今回は、気分や気持ちを表す英単語を学習できる英語の歌やビデオ教材を紹介します。今回紹介するビデオの中には、気分を表す英単語だけでなく、一緒によく使うフレーズなども一緒...
Let's Try1【Unit2】Let's sing1活動例
歌を利用して"How are you?"とその返事の仕方を練習します。
活動例9:How are you?ソングを聞いて歌う
"How are you?"ソングを聞いて一緒に歌ってみましょう。
振付があるので振付を真似しながら歌ってみます。
活動例10:友達の気分を聞いてみよう
"How are you?"とその答え方がわかったら隣同士で質問しあってみます。
この時に、学習した色々な気持ちを表す英単語を使ってみることと、その意味に合わせたジェッシャーをしてみるようにします。
Let's Try1【Unit2】Let's watch and think2
このビデオを通して気持ちを伝える時にジェッシャーが大事であることに気づいてもらいます。
言葉がわからなくてもジェッシャーで分かることはたくさんることがわかります。
活動例11:ビデオ見て意味を予想する
ビデオを見てそれぞれのジェッシャーと英語の意味を予想してもらいます。
ここでもどうしてそう予想したのかも一緒に発表してもらいましょう。
もう一度ビデオを見ながら答えを合わせます。
I don't know(わかりません), me?(私?), come here(ここにきて), good idea(いい考えね), give me five(ハイタッチ)。
活動例12:日本語の場合のジェッシャーと比較する
ビデオに登場したジェッシャーは日本語と同じか考えます。
違いがあったり、日本ではあまり使わないものがあったり発見があります。
さらに、普段の生活でよく使うジェッシャーがあれば発表してもらいましょう。
ジェッシャーを使うことで相手の気持ちを理解しやすくなることに気づかせ、ジェッシャーが大切であることがわかります。
発展活動:クラスルームイングリッシを学習する
ここで学習したような短いフレーズは授業の中でも常に使うことができて便利です。
このような授業で使える英語フレーズを少しずつ教えていくことも大切です。
小学生が授業中に使える英語フレーズを『小中学生が授業ですぐに使える20の教室英語表現集、フレーズ一覧まとめ』で紹介しているので参考にしてください。
小中学生が授業ですぐに使える20の教室英語表現集、フレーズ一覧まとめ
限られた英語の授業の中でいかに子どもたちが英語を使うチャンスを増やすかは教師にとって課題です。英語を習い始めた子ども達のクラスで私が行っているのは、教室内の会話を少しずつ英語にしていくというものです。簡単な指示や質問を英語でしたり、子ども達も簡単な応答を英語でする場面を少しずつ増やしていきます...
Let's Try1【Unit2】Activity活動例
ここまでに学習したことを使ってみます。
この活動を行う前にもう一度、気分の聞き方と答え方、さらにジェッシャーの大切さを確認してから活動に入ります。
活動例13:クラスの友たちの気分を聞いてみよう
教室の中を歩き回って、たくさんの友達の今日の気分を聞いてみます。
今回は教科書に出てきた表現のみを利用することにします。
"Happy, Tired, Hungry, Sleepy, Sad, Fine, Good, Great"の中から選んでもらいましょう。
"How are you?"の質問に答える時はジェッシャーを付けてみることを忘れないようにします。
子供たちの会話は以下のようなものが考えられます。
Student A:Hi, (名前). How are you?
Student B:I am ........., thank you and you?
Student A:I am .........
Student B:Oh, it's time to go. See you later, (名前)
Student A:See you later. Take care.
活動例14:クラスの友達の前で発表してみる
最後に何人かの子供たちに発表してもらいましょう。
どんなところが良かったか他の子供たちから感想を聞いてよかった所を共有していきます。
少しずつ英語劇を始めてみたい場合はビデオを利用した英語劇の方法を『【幼児/子供向け】ビデオを見ながら真似するだけの簡単英語劇で英語コミュニケーション力を高める方法!』で紹介していますので参考にしてください。
【幼児/子供向け】ビデオを見ながら真似するだけの簡単英語劇で英語コミュニケーション力を高める方法!
英単語を覚え、英語の歌をビデオを見ながら歌うだけではコミュニケーション力は向上してきません。しかし幼児や小学生が対象となるとできることは限られてきます。そこで今回紹介するのは、ビデオを使って真似をするだけでできる英語劇です。短い簡単なセリフを使って実際に英語で会話する経験をしてもらうのが目的です。子供たちは実際に使ったセリフは長い間覚えている...
Let's Try1【Unit2】Let's sing2活動例
授業の最後の"Good bye"ソングを聞いて歌ってみます。
今回も聞こえたように真似してもらいます。
”Good bye”の部分にジェッシャーを付けてみましょう。
この他にも子供向けの”Good bye”ソングはたくさんありますので色々なものを聞いて歌ってみましょう。
どのビデオもジェッシャーがついているのでジェッシャーも真似しながら歌ってみましょう。
Let's Try1【Unit2】補足教材
小学校3年生の英語活動は聞くことや話すことが中心です。
ワークシートなどはあまり使わないことが多いですが、クラフトワークシートを使って英語を学習することもできます。
英語の挨拶をテーマにしたクラフトワークシートは『幼児、小学生向け英語の挨拶を楽しんで学習できるペーパークラフトワークシート3枚』で紹介してますので参考にしてください。
以上がUnit2の授業案・活動例でした。
もっと詳しいことや指導案・評価の仕方を知りたい方は以下の書籍を参考にしてみてください。
小学校英語3年教科書Let's Try1・Unit3授業案・活動例
小学校3年生英語教科書Let's Try1に沿った授業案・英語活動例を紹介していきます。
Unit3の数えてあそぼうです。
ここでは数字の数え方や数の聞き方を学習していきます。
登場する表現や難易度を考慮して教科書の順ではない順番で活動を紹介していますのでご了承ください。
この単元も教科書には紹介されていない活動などを取り入れると3から4時間程度必要になります。
ここでも色々な補足的な活動も紹介していますので参考になればうれしいです。
Unit3:How many?『数えてあそぼう』単元目標
How many?数えて遊ぼうの単元目標です。
いつものように英語力のみで態度などの目標は省いています。
- 1から20までの数字を英語で数えることができる。
- 身近なもがいくつあるか英語で聞いたり、それを数えて英語で答えることができる。
もっと詳しく知りたい方は以下の書籍を参考にしてみてください。
Let’s Try!1&2”の全70時間の学習指導案とともに、3観点の評価がすぐにできる「評価補助簿」と子ども用の「振り返りカード」、また全Unitの指導要録記入例や通知表文例などが収録されています。
Let's Try1-Unit3:『数えてあそぼう』で身につけたい英語表現
Unit3で身に付けたい英語表現は以下のものです。
- 数字1から20
- 身の回りの物(文房具など)の名前
(counter, ball, pencil, eraser, ruler,crayonなど)
- 果物・野菜
(apple, strawberry, tomatoなど)
- 形の名前
(circle, triangle, cross, heartなど)
- stroke(画数)
- How many (apples)?
→Ten apples.
- Yes. That’s right.
- No. Sorry.
この他にUnit1や2で学習したことが必要になります。
Let's Try1【Unit3】導入~イラストを見て考えよう~

Let's Try1・Unit3・活動例1:写真を見て気づいたことを発表しよう
教科書のイラストを見て何があるかなど気づいたことを発表してもらいます。
英語で言えるものがあれば発表してもらいます。
Let's Try1・Unit3・活動例2:身の回りの物(文房具の名前)を確認する
今回の単元では身の回りの物の数を数えるのでイラストの机の上にある物の名前を知っている必要があります。
特に文房具の名前を中心に確認します。
counter, ball, pencil, eraser, ruler, dice, block, apple, heart, crayon, clock, A ~ Zなどが教科書には載っています。
おはじきを教科書ではCounterと紹介していますが、おはじきが日本特有なもので、英語で一番近いものは、Marble(ビー玉)が一番通じるのではないかと思われます。
余裕があるなら、『【幼児/子供向け】学校で使う文房具の英単語を発音できるようになる英語の歌・ビデオ教材4+2‼』で紹介している英語のビデオなどを利用して学校で利用する文房具の名前を学習すると今後の授業でも文房具は繰り返し利用できます。
【幼児/子供向け】学校で使う文房具の英単語を発音できるようになる英語の歌・ビデオ教材4+2‼
一体どんなことを小学校英語で教えたらいいのでしょうか。いきなり毎週英語活動をしてくれと上から言われても現場は大混乱ですよね。大抵の教師の皆さんは英語の指導経験なんてありません。では、テーマを選ぶときに一番大切にしたのは、子ども達にとって身近な題材であることです!当然難しくない事も大切です。題材が身近であればあるほど、日常生活で使う機会が増えます...
Let's Try1【Unit3】Let's play2授業案・活動例
Let's singやLet's play1が教科書のイラストのページにありますが、いきなり20までの数字が出てくるのでLet's play2を先に行い10までの数字をまず学習する事がおすすめなのでLet's play2の活動例を先に紹介します。
Let's Try1・Unit3・活動例3:教師とじゃんけんをする
教師とじゃんけん10回勝負をします。
勝ったら〇、あいこで△、負けたら×を付けていきます。
始める前に〇、△、×を英語でCircle, triangle, crossという事を確認しましょう。
この3つ以外の形の名前は『子供向け英語の歌で平面図形の名前英単語を覚えることができる学習ビデオ教材!』で紹介しているので参考にしてください。
Let's Try1・Unit3・活動例4:How many...?を学習する
ここで、How many circles?と聞いてみます。
How manyはいくつか数を聞きたい時に使えるフレーズであることを紹介します。
子供たちはまずは数字を英語でいい答えてくれると思いますが、できるだけFive circlesと何がいくつあるのかまで英語で言えるようにしましょう。
ここで物が2つ以上あるときは単語の最後にSを付ける必要があることも紹介します。
〇の他に△と×についても同様にHow many...?と質問して答えてもらいましょう。
名詞の複数形について詳しく知りたい方は『【重要】英語数えられる名詞(可算名詞)の複数形s,esの付け方6つルール/法則と不規則変化名詞一覧!』で紹介していますので参考にしてください。
子供たちにはSが付くという程度の説明でOKです。
Let's Try1・Unit3・活動例5:お隣さんとじゃんけんをする
今度はお隣さんとじゃんけんを10回します。
同じように〇、△、×を付けて記録をとります。
終わったら、同じように教師がHow many ....?質問をして、子供たちには数を数えて答えてもらいます。
このじゃんけんゲームは10回なので子供たちは最大で10までを英語で数える必要があります。
このじゃんけんゲームの前に子供たちが数を全く数えられないようなら『【最強】1から10までの英語数字の発音の仕方を歌って、踊って覚える英語の歌!』で紹介している英語の歌で10までの数を英語で言えるように練習することをお勧めします。
【最強】1から10までの英語数字の発音の仕方を歌って、踊って覚える英語の歌!
幼児や小学生に英語の数字をどうやって教えるのがいいのか。どの教材を使えばいいか。お勧めの無料教材があったら教えてほしい。そんな教師の方や保護者の方に今回はとっておきの1から10までの英語数字学習用の英語の歌を紹介します。年齢が小さい場合はまずは英語の歌をお勧めします。ネイティブの人が英語で歌っている歌で、正しい発音を聞くことができ...
Let's Try1・Unit3・活動例6:10までの数字英語アクティビティー
子供たちがもう少し10までの数字を学習した方がよいと感じた場合は『1から10までの数字を英語で素早く言う英語アクティビティ~授業で英単語を楽しみながら覚るゲーム~』で紹介している英語アクティビティーを行い定着を図ってみましょう。
また、『無料絵カード/フラッシュカード(英単語カード)の利用方法・使い方と授業用英語アクティビティー/ゲーム3選‼』で紹介しているフラッシュカードを利用した英語アクティビティーも10までの数字でも行うことができるので参考にしてみてください。
10分程度行うだけでほとんどの子供が数えられるようになると思います。
Let's Try1【Unit3】Let's sing1授業案・活動例
Let's sing1ではTen stepsという曲を歌い20までの数を英語で言えるようにします。
Let's Try1・Unit3・活動例7:20までの数字を歌で覚える
曲と一緒に歌を歌いながら20までの数字を英語で言えるように練習します。
子供たちが数字を覚えるまで何度も英語の授業などでかけてみるとよいと思います。
Let's Try1・Unit3・活動例8:20までの数字をその他の英語の歌で覚える
20までの数字を学習できる英語の歌はたくさんあります。
私が授業で利用しているお勧めの歌は『1から20までの英語数字を正しい発音で読めるようになる英語の歌・ビデオ教材4選‼』で紹介していますので別の歌を利用して子供たちが飽きないように繰り返し練習させたい方はぜひご覧ください。
1から20までの英語数字を正しい発音で読めるようになる英語の歌・ビデオ教材4選‼
英語で1から10まで数えれるようにするための歌、教材、英語活動を以前紹介しました。それらの英語活動は本当の初心者向けの教材でした。英語を始めたばかりの子ども達に少しずつ英語という物に慣れていってもらうための教材を意識して紹介しました。いわゆるスモールステップとして...
Let's Try1【Unit3】Let's Watch and think授業案・活動例
Let's watch and thinkでは色々な国の人たちの数の数え方を聞くことで、それぞれの言語での違いがや共通点に気づくことを目的としています。
Let's Try1・Unit3・活動例9:音声だけ聞いてどこの国か予想する
まずは音声だけ聞いてどこの国の人が数えているか予想をしてもらいます。
活動を始める前に、6つの国旗を見てどこの国か全員で確認するとよいと思います。
国の名前や国籍についての補助教材はUnit1で紹介しているのでそちらをご覧ください。
音声を聞いたら自分の予想を発表してもらいます。
理由も言える場合は一緒に発表してもらいましょう。
Let's Try1・Unit3・活動例10:映像を見て答えを確認する
予想を発表したら次は映像を見せます。
そして答え合わせをします。
映像を見てそれぞれの国の人があどのように数えているか気づいたこと、日本語の数え方との違いや共通点なども発表してもらいます。
Let's Try1・Unit3・活動例11:もっとたくさんの言語の数え方を見る
教科書に登場してくるのは6つの言語ですが、もっとたくさんの数字の数え方を紹介したい場合は上のようなビデオを利用することができます。
指の使い方とかにも違いがあって面白いですね。
Let's Try1【Unit3】Let's play1授業案・活動例
Let's play1では英語のアクティビティーを通じて20までの数字を学習する事が目的です。
ここでは、教科書に紹介されている英語ゲームだけでなくその他簡単に授業で行うことができるアクティビティーも紹介します。
Let's Try1・Unit3・活動例12:おはじきゲームで数字を学習
教科書で紹介されているのがおはじきゲームです。
子供たちに教科書10、11ページに20までの数字が並んでいます。
その数字の中から5つの数字を選びおはじきを数字の上に置きます。
教師はランダムに数字を英語で言い、その数字が言われたらおはじきを取ることができ、全部のおはじきを取り除くことができたらあがりになるゲームです。
ランダムに聞こえる数字を聞いて、それがどの数字か判断する練習になります。
カードに数字を書き、そこから選ぶなど数字を選ぶ過程が公平になるように工夫しましょう。
Let's Try1・Unit3・活動例13:ビンゴで数字を学習
3×3または、4×4の数字ビンゴゲームで数字を学習する事ができます。
上のおはじきゲームに似ていて、数字を聞いてチェックしていきます。
縦横斜めどれか一列そろったらビンゴです。
3×3の場合は数字すべてをチェックできたらあがりがいいかもしれません。
Let's Try1・Unit3・活動例14:What's in the bag/boxで数字を学習
教師が箱や袋の中に身近なものを入れ、それが何か手探りで当てたり、いくつ入っているか英語で答えたりするアクティビティーです。
教科書の例では袋の中に入れ、見た目や手触りなどから予想するようになっていますが、時間があるならば『【ミステリーボックス】箱の中に入っているものを手探りで当てる英語活動What's in the box?』で紹介しているようなミステリーボックスを準備できると良いと思います。
まずWhat is it?(What are they?)と聞きIt's...(They are ...)と答えたり、How many ....?と聞いて手探りだけで数を正しく数え英語で答える練習をすることができます。
Let's Try1・Unit3・活動例15:教科書のイラストを利用する
授業準備に時間をかけられない場合は、教科書のイラストを利用して、How many ....?と聞いて子供たちがそれぞれ数えて答えるアクティビティーもできます。
教科書のイラストにも身近なものがたくさん載っているので数の学習と同時に身近なものの英単語学習もできます。
Let's Try1・Unit3・活動例16:その他の英語アクティビティーで数字を学習
この他にも数字を楽しく学習できる英語アクティビティーを『小学生でも20までの数字を英語で素早く言えるようになる!4つの楽しい英語学習活動・ゲーム』で紹介していますので、楽しく色々な活動を通して数字を定着させたい場合は参考にしてください。
小学生でも20までの数字を英語で素早く言えるようになる!4つの楽しい英語学習活動・ゲーム
今回は、1~20までの数字を英語で言えるようになるための小学生向け教材や英語活動を紹介します。最初のステップとして1~10まで英語で言えるようになる事が大切です。教えている子供たちの年齢が小さい場合は、10までをまず扱う事をお勧めします。10までの数字学習用の英語の歌は...
Let's Try1【Unit3】Let's play3授業案・活動例
Let's play3も数を数えたり、How many ....?の質問に英語で答える練習をするアクティビティーです。
Let's Try1・Unit3・活動例17:英語の指示を聞いて手をたたこう
教師がClap your hands 5 times.などと指示を出し、子供たちが指定された数だけ手をたたくアクティビティーです。
手をたたく他に足を踏み鳴らす、指を鳴らすなどの指示を出すこともできます。
さらに、逆に教師が手をたたいて、How many times (did I clap my hands)?などと聞いて、子供たちに〇〇Timesと答えてもらう活動もできます。
Let's Try1・Unit3・活動例18:How many apples?ゲーム
子供たちに画像を見せてそこにあるものの数を英語で答えてもらうアクティビティーです。
普通に画像を見せながら英語でHow many...?と聞く活動は教科書のイラストを利用して行っているので、今回は記憶ゲームを行います。
子供たちにまず画像を10秒見せます。
その時に子供たちには何がいくつあるか数えて覚えてもらいます。
10秒後に画像を消して、How many...?と数を聞きます。
似た形のものがたくさんあるので意外と難しいです。
今回はHow many...?の練習ですが、数を聞き終わったら、色を聞いたり別の事を英語で質問してみましょう。
Let's Try1【Unit3】Activity1授業案・活動例
How many...?を実際に使って数を聞いたり、それについて答えたりするスピーキング(やり取り)の練習をActivity1では行います。
Let's Try1・Unit3・活動例19:How many apples?(10以下)
教科書にあるリンゴのイラストを利用したアクティビティーです。
この活動の目的はHow many...?の使い方と数を英語で言う練習をする事なので10以下の数と、10以上の数で分けて2回行ってみることがお勧めです。
1回目は10個以下のリンゴに色を塗ってもらいます。
色を塗り終わったら、教室内を動き回って、How many apples?と聞いていき、自分と同じ数の色を塗った友達を見つけます。
Let's Try1・Unit3・活動例20:How many apples?(11~20)
2回目は11~20のリンゴに色を塗ってもらい同じように友達にリンゴの数を聞きながら同じ数に色を塗った人を探して教科書に名前を書きます。
活動の最後は誰が同じリンゴの数だけ色を塗っていたか発表してもらいましょう。
聞いた友達のリンゴの数を記録できるようなワークシートを準備できるのであれば、活動後にWho colored 11apples?などとワークシートを見ながら誰がいくつのリンゴに色を塗っていたか確認することもできます。
How many..?を学習した後に利用できるワークシートやその他の文法事項については『文房具をテーマにした英語の授業で小学生に教えたい英語の表現(文法)3つ!』で紹介していますので参考にしてください。
Let's Try1【Unit3】Let's Chant授業案・活動例
Let's chantではHow manyと数の数え方を覚えるのですが、次の活動につながるStrokes(画数)という英語が出てきます。
このChantを聞く前に3年生で学習するいくつかの漢字を例にしてStrokeとは何かを学習するとよいと思います。
Let's Try1・Unit3・活動例21:漢字のStrokes(画数)を使って数を学習
最近学習した漢字をいくつか黒板に書き出し、How many strokes?と聞いてみましょう。
漢字を書く真似をしてOne, Two, Threeと数えその漢字のStrokesを英語で言ってみましょう。
子供たちもStrokesとは何か理解できると思います。
いくつか例として漢字を書いてHow many strokes?と聞いて答えてもらいましょう。
Let's Try1・Unit3・活動例22:Chantを言って数を学習
Strokesの意味が分かったらChantを聞いて一緒に真似をしてみましょう。
Let's Try1【Unit3】Activity2
Unit3の最後はお気に入りにの漢字を使った活動です。
どうしてここで漢字なのか、少し無理やり感がありますが身近なものの数を数えるという事で授業で扱ってみましょう。
Let's Try1・Unit3・活動例23:自分の好きな感じを決める
まずは自分の好きな感じを1つ選んで教科書に書き込みます。
これまでに学習している漢字、または3年生で学習する漢字にするとよいと思います。
教室に3年生で学習する漢字一覧表などがある場合はその中から選んでもらいましょう。
一覧表から選ぶと相手の好きな漢字を予想しやすくなります。
Let's Try1・Unit3・活動例24:友達の好きな漢字を聞こう
自分の好きな漢字を決めたら画数を確認したらスタートです。
教室を歩き回って友達の好きな漢字を聞いていきます。
今回の活動の会話文の例を紹介します。
Student B:I'm ..... thank you, and you?
Student A:I'm ..... thank you. How many strokes?
Student B:〇〇SStrokes.
Student A:Is it ●?
Student B:Yes, That's right./ No. sorry. It is ◎. I like ◎. How many strokes?
Student A:〇〇SStrokes.
Student B:Is it ●? Student A:Yes, That's right./ No. sorry. It is ◎. I like ◎.
Student B:Oh, I see.
もしも子供たちが理由も言えるようなら”Because it is ....”というセリフを入れても良いと思います。
理由の部分は難しければ日本語でもよいことにしましょう
この活動はワークシートがついているのでそのワークシートを利用することができます。
以上がLet's try1Unit3の授業案・活動例の紹介でした。
もっと詳しく指導案や評価の仕方も知りたい方は以下の書籍を参考にしてみてください。
小学校英語3年教科書Let's Try1・Unit4授業案・活動例
小学校英語3年生用教科書Let's Try1のUnit4、I like blue『すきなものをつたえよう』に沿った授業案や活動例を紹介します。
教科書4ページと補助的な活動も含めて3~4時間程度の単元になります。
ここで紹介している活動はあくまでも一例として、授業や指導案作成の参考にしてもらえたらうれしいです。
Let's Try1‐Unit4:I like blue.すきなものをつたえよう単元目標
Let's Try1Unit4では新しく色の名前を学習し、色やこれまで学習してきた活動やものを使い、自分の好きなものや嫌いなものを英語で言えるようになることが目標になります。
- 色の色の言い方が分かり、自分のすきな色を英語で伝えることができる。
- 自分のすきなものやこと、自分の嫌いなものやことを英語で伝えることができる。
- すきな事やものを英語で友達に尋ねたりすることができる。
英語力に関連した目標のみで、授業の態度や姿勢についての目標は省いています。
もっと詳しく知りたい方は以下の書籍を参考にしてみてください。
Let’s Try!1&2”の全70時間の学習指導案とともに、3観点の評価がすぐにできる「評価補助簿」と子ども用の「振り返りカード」、また全Unitの指導要録記入例や通知表文例などが収録されています。
Let's Try1‐Unit4:I like blue.『すきなものをつたえよう』で身に付けたい英語表現
Let's Try1のUnit4で身に付けたい英単語や英語表現は次のものになります。
- 色の名前
red, blue, green, yellow, pink, black, white, orange, purple, Rainbow(虹) - すきなものや嫌いなものを伝える
I like 〇〇. I like (blue).
I don't like 〇〇. I don’t. I don’t like (blue). - すきなものを尋ねる.(疑問文)
Do you like (blue)?
Yes, I do. / No, I don’t. I don’t like (blue). - スポーツや遊びの名前
soccer, baseball, basketball, dodgeball, swimming - 飲食物の名前
ice cream, pudding, milk, orange juice - 果物・野菜の名前
onion, green pepper, cucumber, carrot - その他:挨拶・自己紹介,状態・気持ち
(既出)
その他活動内で使う英語表現はその都度紹介していますので参考にしてください。
Let's Try1‐Unit4:復習と導入授業案・活動例
まずは前回までの復習から授業に入りましょう。
Let's Try1-Unit4活動例1:気分や気持ちを聞く
その日の気分を聞いてみましょう。
How are you today?
できるだけ色々な気持ちや気分を表す表現を出してもらいます。
Let's Try1-Unit4活動例2:教科書のイラストを見て答える

Unit3では数や数の尋ね方を学習したのでそれを使って質問していきます。
How many ....?と聞いていきます。
How many houses?
How many trees?
How many flowers?
How many turtles?などを聞いてみましょう。
Let's Try1-Unit4活動例3:イラストを見て気づいたことを発表する
イラストを見て気づいたことを発表します。
特に今回学習する事の一つが色なので、絵の具があることなどに触れるとよいと思います。
補足:Paint(絵具)、Paintbrush(絵画用の筆)、Palette(パレット)
Let's Try1‐Unit4:Activity授業案・活動例
教科書のイラストに色のない虹があります。
Activityではこの虹を使って色の言い方を学習します。
Let's Try1‐Unit4活動例4:虹に色を塗ろう
子供たちに教科書に白色の虹があることに気づかせ、そこに自分の好きな色で虹を描いてもらいましょう。
補足:Rainbow(虹)
Let's Try1‐Unit4活動例4:色の名前を確認する
英語で自分の描いた虹を紹介してもらいたいので、色の名前を発表前に確認します。
色を塗る前に確認する事も可能です。
私個人的には色は基本の11色を教えています。
さらに、Dark(濃い)、Light(薄い)を学習すればかなりの色を英語で言えるようになります。
授業ではフラッシュカードを準備しておきそれを利用して色の名前を紹介するのが簡単です。
また、英語の歌などを利用したい場合は、お勧めの色を学習できる英語の歌やそれを利用したアクティビティーを『【幼児/子供向け】英語の色の名前を楽しく学習できる英語の歌教材5選!!』で紹介しているのでこちらも参考にしてください。
【幼児/子供向け】英語の色の名前を楽しく学習できる英語の歌教材5選!!
今回は英語で色11色の名前を言えるようにするための歌、ビデオ教材を紹介します。英語のテーマの中で最も子ども達に身近なものの一つが色です。日常的に耳にするピンクやブルーなどの色の名前をすでに知っている子もいるので、他のテーマよりも取り掛かりやすいのが魅力です。フラシュカードで11色の名前をまず確認してビデオを見せる方法もありますが、私は導入からビデオを使います...
Let's Try1‐Unit4活動例5:自分の虹を英語で紹介する
色の名前を紹介したら描いた虹を英語で紹介してもらいましょう。
子供たちには自分の描いた虹を見せながら発表してもらいます。
発表する際の例文は以下のものです。
This is my rainbow.
It has red, orange......
英語で言える色だけ英語で言ってもらうとよいと思います。
子供たちの持っている色の中には金や特殊な色があることもあるので、それらは日本語もしくは似ている色の名前を使うように伝えましょう。
発表が終わったら、それぞれの虹に対して感想を日本語でいいので言ってもらう活動を入れても良いと思います。
Let's Try1‐Unit4:Let's Watch and think1授業案・活動例
Let's Watch and Think1では世界の子供たちがどのような虹を描くのかを見ることができます。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例6:映像を見て感想を発表する
映像を見て世界の子供たちがどんな虹を描くのかみましょう。
自分の描いた虹と同じところがあるか、異なるところはあるかなどに注意しながら見てもらいます。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例7:映像を見て感想を発表する
映像を見て気づいたことや感想を発表してもらいましょう。
特に虹に使われている色についての共通点や相違点について触れることで色の表現を英語で言う練習ができます。
Let's Try1‐Unit4:Let's sing授業案・活動例
Let's singではThe rainbow songを歌います。
歌は短いので子供たちにも真似して歌ってもらいましょう。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例8:歌を聞いて聞き取れた色を発表する
まずは一回歌を聞いてみます。
この時歌に何色が出てきたか聞き取るように指示をします。
なんとなく聞くよりも何かに集中して聞いた方がリスニングの効果が上がります。
虹の歌なので虹の7色が登場するのですが、その七色を歌を聞き終わった後に英語で発表してもらいましょう。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例9:歌を一緒に歌う
今度は歌に合わせて歌ってみましょう。
細かい発音は抜きにしてとりあえず聞こえた通りに真似して歌うことを意識。
授業では何度も何度も聞くことができないのでその場合は家に帰ってから聞いてもらいましょう。
YouTubeには多くの似た歌があります。
それらを利用してもらうことも可能です。
教科書に出てくる歌とは異なりますが、私がよく授業で利用するRaibow songはこちらです。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例10:色を覚えるための英語アクティビティー
色を確実に覚えてもらうために英語アクティビティーを行うことも有効です。
フラッシュカードを使ってできる英語アクティビティー紹介します。
教科書の指導例にはシャッフルゲームと呼ばれるものが紹介されています。
黒板に色を確認しながら4枚程度貼り付けます。
色を覚えてもらいそれらのカードを裏返し色がわからないようにし、子供たちに見えるようにカードを黒板上でシャッフルして位置を変えます。
位置をシャッフルしたら一つずつ何色かWhat color is it?と聞きながら色を答えてもらうゲームです。
黒板に貼り付けるカードの枚数を増やしたり、代表の子供がシャッフルしたりしながら繰り返し色を英語で言えるようにします。
その他クラスで簡単にできるフラッシュカードを利用した英語アクティビティーの例を『無料絵カード/フラッシュカード(英単語カード)の利用方法・使い方と授業用英語アクティビティー/ゲーム3選‼』で紹介していますのでこちらも併せて参考にしてください。
無料絵カード/フラッシュカード(英単語カード)の利用方法・使い方と授業用英語アクティビティー/ゲーム3選‼
学習内容を定着させるためには反復練習が一番です。しかし、反復練習ほどつまらなく飽きるものはありません。皆さんも学生時代に英単語帳を作ったり、英単語帳を買ってひたすら繰り返して英単語を暗記した記憶ありませんか?嫌々ながら練習しても身につかないですよね。何より長続きしません...
Let's Try1‐Unit4:Let's Chant授業案・活動例
Let's Chantですが、自分の好きなものや事を学習できるようになっています。
3部構成になっていてそれぞれ学習できることが異なるのでそれぞれ分けて聞くことをお勧めします。
最初は好きな色のChantです。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例11:Let's Chantの好きな色編を聞く
聞こえたように真似をして繰り返し言ってみます。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例12:自分の好きな色を英語で言う
ここまで来たら教師が何色が好きか英語で質問し、英語で答えてもらいましょう。
What color do you like?
I like blue.
と色の部分だけ変えて答えてもらいましょう。
これまでにLikeを使ってきているのでそれほど難しくないはずです。
Let's Try1‐Unit4:Let's listen1授業案・活動例
誰がどの色が好きか音声を聞いて答える活動をLet's Listen1では行います。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例13:音声を聞いて好きな色を答える
音声を聞く前に描かれている6色を確認します。
さらに予想を立ててみることもできます。
音声を聞いて3人がどの色が好きか線で結びます。
それぞれが名前を伝え、その後に好きな色を紹介してくれることを最初に伝えても良いと思います。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例14:聞き取った答えを発表する
音声を聞いてわかった好きな色を答えてもらいます。
音声は次の通りです。
1 Hello! I’m Takeru. I like yellow.
2 Hi! I’m Sayo. I like blue.
3 Hello! My name is Robert. I like red.
音声の前に好きな色を予想した場合はあっていたか聞いてみましょう。
Let's Try1‐Unit4:Let's listen2授業案・活動例
Let's Listen1では好きな色を聞き取りました。
Let's Listen2では好きなこと、嫌いなことを聞き取る練習をします。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例15:教師が好きなこと、嫌いなことを紹介
音声を聞く前に、好きなことや嫌いなことを伝える時に使うI like ....とI don't like ...の表現を確認します。
教師がフラッシュカードを黒板に並べて、自分の好きなことと嫌いなことを子供たちに見本として紹介します。
わかりやすいように、黒板に線を引き一方にLikeとハートやイイネのマークなど視覚的にわかるものを、もう一方にDon't likeとハートが割れているものや親指を下に下げているものなどを貼ることもおすすめです。
教師はI like baseball.と言いながらLikeのグループの方にカードを貼ります。
嫌いなものはI don't like ...と言って反対側のグループに貼り付けていきましょう。
慣れてきたら、子供たちにDo you like...?と先に聞いて、どちらも好きならMe tooと言って貼り付けたり、答えが違っていたら答えを言い直して貼り付けたりし、I likeとI don't likeの表現に慣れさせます。
ここで利用するフラッシュカードが必要な方は『無料で英語フラッシュカード/絵カードをダウンロードできる超便利海外サイト4選!』で紹介しているウエブサイトから無料でダウンロードできますので参考にしてください。
無料で英語フラッシュカード/絵カードをダウンロードできる超便利海外サイト4選!
子供たちに英語を教えるときに視覚からの情報は非常に大切になります。日本語ですべてを説明しなくても、イラストや写真を利用することで子供たちは理解することができます。授業で行うアクティビティーもイラストが付いたフラッシュカード/絵カードを利用することが多々あります...
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例16:音声を聞いて好きなこと嫌いなことを聞き取る
教科書に描かれた3人が何が好きで、何が嫌いかを聞き取り教科書に番号を書き入れます。
音声を聞く前に選択肢にあるスポーツの名前を確認しておくと聞き取りやすくなります。
描かれているのはsoccer, baseball, basketball, dodgeball, swimmingの5つ。
音声は名前、好きなこと、嫌いなことを紹介してくれます。
いつものように音声を聞く前にそれぞれ何が好きか、嫌いかを予想させることもできます。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例17:わかったことを発表する
音声を聞いてわかった、好きな事、嫌いなことを発表してもらいます。
この時事前に予想をしていたらあっていたか聞いてみましょう。
Let's Try1‐Unit4:Let's Chantアクティビティー編授業案・活動例
Let's Chantの2番目アクティビティー編を聞いていってみます。
ここまでの活動でI likeとI don't likeの表現を学習してきているのでそれほど難しくありません。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例18:チャンツを聞いていってみる
音声に合わせてチャンツを言ってみます。
聞こえた通りにリズムに合わせて言ってみましょう。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例19:英単語のリズムを大切にする
チャンツは音だけでなくリズムも一緒に学習します。
特にカタカナ英語が身についている場合はリズムを意識しながら発音することがお勧めです。
Baseballrは2音節です。
カタカナ英語だとベイスボウルなので6音節。
この音節について意識することで通じる英語になります。
音節を学習する手ごろな方法は手をたたきながら言ってみること。
ベイス(Clap)ボール(Clap)と2回手を叩き単語を発音します。
Soccerは2音節、Basketballは3音節と音節の数に合わせて手を叩きながら発音してみましょう。
Let's Try1‐Unit4:Let's listen3授業案・活動例
Let's Listen3では2人の会話の中で好きなものや嫌いなものを聞き合うので、それぞれ何が好きで、何が嫌いか聞き取ります。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例20:イラストの英単語を確認する
まず教科書に描かれているイラストが何か英語で確認します。
この時、Do you like...?と子供たちに聞きながら確認するとDo you like...?の疑問文に慣れることができます。
教科書には9個のものが書かれているのでそれぞれをフラッシュカードを準備して黒板に貼りながら確認するとよいと思います。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例21:音声を聞いて何が好きか聞き取る
音声を聞いて、それぞれが好きなものに〇をする。
会話の前半部分はエミリーがDo you like...?とやまと君に質問します。
後半はやまと君がエミリーにDo you like...?と質問します。
最後に2人が交互に質問する会話文もあります。
何について質問しているのか、答えはイエスかノーかをしっかりと聞きとるようにします。
会話文が長い場合は時々止めて〇を付ける時間をとっても良いと思います。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例21:何が好きか発表する
やまと君とエミリーの好きなものを発表してもらいましょう。
自分と同じかどうかなど気づいたことや感想も発表してもらうこともできます。
小学生がDo you like...?を学習できる英語の歌は『英語の好きな食べ物、嫌いな食べ物の言い方を学習する子供向け教材とアクティビティー例~Do you like?~』で紹介しているので、時間がある場合は一緒に聞いてみましょう。
英語の好きな食べ物、嫌いな食べ物の言い方を学習する子供向け教材とアクティビティー例~Do you like?~
これまで果物、野菜そして食べ物を英語で言えるようになるための学習教材や英語アクティビティーを紹介してきました。食べ物をテーマに学習するならぜひマスターしたい英語表現があります。それが、自分の好きなもの、嫌いなものを英語で言えるようになること...
Let's Try1‐Unit4:Let's watch and think2授業案・活動例
映像を見てそれぞれの人が何が好きで、何が嫌いか確認する活動です。
この活動ではDo you like...?のフレーズを練習したいので映像を見る前に予想する活動を入れてみます。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例22:何が好きで何が嫌いか予想する
イラストの英語をまず確認し、それぞれの人物が好きだと思うものに〇、嫌いだと思うものに△をつけます。
そして、予想を発表するときはその登場人物に聞くような形式をとり、Do you like...?と予想したものを...に入れて発表してみましょう。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例23:映像を見て答えを確認する
自分の予想があっているか確認するように映像を見てみます。
三人称単数のSが必要になってしまいますが、質問するときはWhat does he/she like?と聞いてみても良いと思います。
答えはHe/She likes .....になります。
三人称の時はSが付くという事だけ伝えて後は慣れてもらうのが良いと思います。
今回はそこまで深く学習する必要はありませんが、小学生が現在形を学習する際の活動例を『【英文法】現在形(三人称単数)についての説明と小学生に現在形を教える方法&教材例』で紹介していますので必要な場合は合わせてご覧ください。
Let's Try1‐Unit4:Let's Chant疑問文編授業案・活動例
三部構成のUnit4Let's Chantの最後の部分を利用します。
最後は疑問文の練習ができるチャンツになっています。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例24:チャンツで疑問形を学習
チャンツを聞き、真似してリズムよくいってみましょう。
Do you like...?の質問とそれに対する答え方Yes, I do. No I don't.を学習する事ができます。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例25:好き嫌い当てクイズに挑戦
アクティビティーを通してDo you like...?を練習します。
子供を1人を選び、その子にDo you like...?と質問しその答えを予想するゲームです。
質問する前に何について聞くかを決め、それに対しての答えを予想します。
全員予想したところで全員でDo you like...?と質問し、尋ねられた子はその答えを伝えます。
質問に答える子を変えながらDo you like...?の質問とその答え方を学習する事ができます。
Let's Try1‐Unit4:Let's play授業案・活動例
ここまで学習してことを1人1人使ってみる活動です。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例26:答えを予想する
まず誰に質問するかを決めます。
教科書の表は2人分しかないのでペアは隣やグループ内の人にすると簡単です。
名前を書き、その人がそれぞれのものや事が好きか嫌いか予想します。
〇と△など書き込む記号を決めるとよいと思います。
最後のマスが空欄になっているので聞きたいものを書き込みます。
この時これまでに習っているものやことを使うようにすると質問された人が答えやすくなります。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例27:質問をし答えを書き込む
準備ができたらペアになって質問をし、その答えを書き込みます。
会話は英語のみにしましょう。
一人目が終わったらペアを交換して2人目も同じように質問をし、答えを書き込みます。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例28:結果を発表する【発展】
結果をみんなに発表してもらいましょう。
この時可能であれば英語で言えるとよいと思います。
その場合は以下のような型にすることができます。
Keiko likes ..... and ..... but she doesn't like ......
これまでI like ....とI don't like...を練習してきているのでフレーズが変わってしまうのですが、発展としてできるようならこの文章を型として与えてしまうとよいと思います。
Let's Try1‐Unit4:Activity2疑問文編アクティビティー編授業案・活動例
Unit1でも簡単な自己紹介に挑戦していますが、今回は自己紹介の時に自分の好きなものや嫌いなものを一緒に伝えられるように練習します。
この活動はワークシートがあるのでそれを利用すると簡単です。
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例29:好きなもの嫌いなものを自己紹介カードに描く
ワークシートには自分の似顔絵と、好きなもの2つ、嫌いなもの2つを描く場所があります。
絵を描きその下に英語が書けるようなら英単語を書くようにします。(一応小学校3年生では英語を書くことをしないようになっています。)
Let's Try1‐Unit4授業案・活動例30:自己紹介に挑戦
準備ができたら自己紹介をしてもらいましょう。
いつものように最初に教師が見本を見せるとよいと思います。
例として考えられる自己紹介文は以下の通りです。
I like ... and ....
I don't like ... and ....
Nice to meet you.
この自己紹介が終わった後に、質問コーナーを設けて、他の子供たちがDo you like...?と質問してみる活動を入れることも考えられます。
クラスの人数が多くなると全員が発表するのに時間がかかってしまうので時間がある場合は質問タイムを取り入れてみましょう。
以上がLet's try1Unit4の授業案・活動例になります。
もっと他のアイディアや指導案・評価の方法などを知りたい方は以下の書籍を参考にしてください。
小学校英語3年教科書Let's Try1・Unit5授業案・活動例
小学校英語3年生用教科書Let's Try1のUnit5、What do you like?『何がすき?』に沿った授業案や活動例を紹介していきます。
教科書4ページと補助的な活動も含めて3~4時間程度の単元になります。
ここで紹介している活動はあくまでも一例として、授業や指導案作成の参考にしてもらえたらうれしいです。
Unit5:What do you like?何がすき?単元目標
Let's Try1Unit5では引き続き自分の好きなものを英語で伝える練習をします。
特に、特定の分野(色、スポーツ、食べ物など)に絞って好きなものを聞いたり答えたりする練習をします。
- 自分の好きな物(身近なもの)を英語で伝えることができる。
- 相手の好きな物を聞いたり、自分の好きな物を尋ねることができる。
- 特定の身近な分野に絞って、相手の好きな物を聞くことができる。
英語力に関連した目標のみで、授業の態度や姿勢についての目標は省いています。
もっと詳しく知りたい方は以下の書籍を参考にしてみてください。
Let’s Try!1&2”の全70時間の学習指導案とともに、3観点の評価がすぐにできる「評価補助簿」と子ども用の「振り返りカード」、また全Unitの指導要録記入例や通知表文例などが収録されています。
Let's Try1‐Unit5:What do you like?何がすき』で身に付けたい英語表現
Let's Try1のUnit5で身に付けたい英単語や英語表現は次のものになります。
- すきなものや嫌いなものを聞いたり答えたりする。
What do you like?
I like 〇〇. I like (football).
I don't like 〇〇. I don’t like (tennis). - 特定の分野のすきなものを尋ねる.(疑問文)
What (colour/sport/food) do you like?
I like red/ football/ pizza. - 身近なスポーツや遊びの名前
soccer, sport, volleyball, table tennis
(即出) baseball, basketball, dodgeball, swimming - 飲食物の名前
food, hamburger, pizza, spaghetti, steak, salad, cake, noodle, egg, rice ball, jam.
(即出)ice cream, pudding, milk, orange juice - 果物・野菜の名前
fruit, grapes, pineapple, peach, melon, banana, kiwi fruit, lemon.
(即出)onion, green pepper, cucumber, carrot - その他(既出)
挨拶, Do you like (blue)? Yes, I do. / No, I don’t, 数(1~20), 色.
この他活動内で使う英語表現はその都度紹介していますので参考にしてください。
Let's Try1‐Unit5:What do you like?何がすき』復習と導入授業案・活動例
週に1回しかない英語活動ですので、前回までの復習ができる活動を授業の最初に行うことがお勧めです。
Let's Try1-Unit5活動例1:その日の気分や気持ちを聞く
How are you?やHow are you feeling?などその日の気分を聞く活動から入ってみましょう。
『朝や帰りの会・英語の授業で簡単にできる英語スピーキングアクティビティー』で紹介しているように、出席を英語でとってみたり毎回の英語活動の時間の最初に行う活動を準備しておくと便利です。
Let's Try1-Unit5活動例2:好きな色を聞く
Do you like ....?と前回学習した色の名前を思い出せるような活動復習として行います。
色をフラッシュカードなどを準備しておき、What color is it?と聞き、その後にDo you like ....?とその色が好きかどうか聞いてみます。
『【幼児/子供向け】英語の色の名前を楽しく学習できる英語の歌教材5選!!』で紹介しているような英語の歌を使って色の名前を復習することもできます。
Let's Try1-Unit5活動例3:教科書のイラストに何が描かれているか見る
教科書を開いてもらい、イラストを見ながら何が描かれているか答えてもらいます。
What do you see?
What can you find?と聞き、子供たちには、I see (2) apples.など英語で言えるものを発表してもらいましょう。
Let's Try1-Unit5活動例4:教科書のイラストの英語名を学習
教科書に描かれている20のイラストのフラッシュカードを事前に準備しておき、それを使いながら1つずつ英語で何と言うか学習していきます。
フラッシュカードを見せて、What is it?、What are they(these)?と質問し、知っている場合は答えてもらいます。
又は、前回のフレーズを復習しんがら、Do you like apples?と名前を教師から提示し、子供たちにYes, I do.やNo, I don't.と答えてもらいながら名前を覚えてもらうこともできます。
確認した単語のフラッシュカードは黒板に貼りだしていきますが、スポーツ、食べ物、野菜、果物などと分けてまとめていくと、最後に、それぞれのグループにはどんな共通点があるか聞くことで、Sport, Food, fruit, Vegetableといったグループの英単語も紹介することができます。
Let's Try1-Unit5活動例5:カタカナ英語との発音の違いに気づく
学習した英単語を発音してみます。
この時、特に日本語でもカタカナ英語としてふんだん使われているものを英語発音した際に、発音が変わることに気づかせることも大切です。
音節の違いを理解してもらうために、手を叩きながら英単語を発音してみることをお勧めします。
ヌードルと日本語で発音すると、ヌ・ー・ド・ルと4音節になるのですが、英語ではヌー・ドルと2音節になるので、2回手を叩きながらヌー・ドルという練習をします。
その他、グレイプス、レ・モンとそれぞれの音節に合わせて手を叩きます。
何音節なのかわからない場合は、辞書を引くと、「lem‧on」のようにハイフンや点で単語が区切られているのでそのまとまりが1音節になります。
Let's Try1‐Unit5:What do you like?:Let's play授業案・活動例
Let's playではおはじきゲームを行います。
この活動の目的は新しく学習した英単語を覚えることになります。
おはじきゲームもクラスの規模などでやり方を変たり、他のアクティビティーを行うことも可能です。
Let's Try1-Unit5活動例6:おはじきゲーム(オリジナルバージョン)
指導書などで紹介されているおはじきゲームのやり方を紹介します。
まず、子供たちに20個のイラストの中から5個選んでもらい、そのイラストの上におはじきを置きます。
教師がランダムにイラストの名前を英語で言い、そのイラストの上におはじきがあった場合はそれを取ります。
最初にすべてのおはじきを取り終わった人が勝ちになるゲームです。
おはじきの数はクラスに合わせて変更が可能。
また、ゲームが平等になるように、単語を紙に書いて箱に入れておき、そこから抽選する形にすることも可能です。
Let's Try1-Unit5活動例7:おはじきゲーム(アレンジバージョン)
オリジナルのおはじきゲームでは5個程度の英単語を知っていれば活動できます。
もっと多くの英単語を学習してもらいたい場合は、すべてのイラストの上におはじきを置くバージョンで学習する方法もあります。
同じように教師が英単語を言いますが、今回は早く見つけて取った人の勝ちにします。
取ったおはじきを上げて見せるようにすると誰が一番早かったか判断しやすくなります。
こうすることで、すべての単語を1回ずつそれぞれが学習する事ができます。
Let's Try1-Unit5活動例8:英語絵かるたで英単語学習
絵カードなどを利用して英語かるたを行うことで英単語をがくしゅうする事が可能です。
準備するものは今回学習する20の絵カード。
机の上に並べられる程度のミニカードを準備します。
絵カードが必要な場合は『無料で英語フラッシュカード/絵カードをダウンロードできる超便利海外サイト4選!』で紹介しているサイトから見つけることもできます。
グループやペアでかるた遊びをしながら楽しく英単語を学習できるのでお勧めです。
英語かるたの詳しいルールややり方、工夫などは『無料ABC英語アルファベットかるた遊びでアルファベット26文字を覚える方法!』で紹介していますので参考にしてください。
無料ABC英語アルファベットかるた遊びでアルファベット26文字を覚える方法!
英語を学習し始めた子ども達がまずはアルファベットの発音を聞いて文字を識別できて読めるようにするためのアクティビティーを1つ今日は紹介します。以前、同じくアルファベットを見て、聞いて識別できるようになるための活動を紹介しました。一つの学習目標に対して1つの活動があれば十分だと考える方がいるかもしれません...
Let's Try1‐Unit5:What do you like?:Let's Chant授業案・活動例
Let's Chantでは、何が好きかを尋ねる言い方を学習します。
Let's Try1-Unit5活動例9:会話から何が好きか聞く言い方を知る
AETなどアシスタント教師がいる場合は、2人の会話を子供たちに聞かせて、その中で好きな物を聞く時に使う英語表現を紹介する方法があります。
B: Hi.
A: Let’s play dodgeball. Do you like dodgeball?
B: Sorry. No, I don’t.
A: That’s OK. How about volleyball. Do you like volleyball?
B: Sorry. No, I don’t
A: I see. How about table tennis? Do you like table tennis?
B: Sorry. No, I don’t.
A: Ummm... What sport do you like?
B: I like baseball!
A: That's great. I like baseball, too. Let’s play baseball.
B: Sure. Sounds great.
会話の前半はこれまで学習した表現を使い、なかなかお互いが好きな物が見つからないので、What sport do you like?と相手に聞いていることを理解させます。
Let's Try1-Unit5活動例10:フラッシュカードを利用して好きな物を聞く
教師が1人しかいない場合は、フラッシュカードを貼りだして紹介する方法も考えられます。
まず黒板にDo you like ...?と、質問しながらフラッシュカードを貼りだします。
この時前回と同じようにSport, Food, fruit, Vegetableとグループに分けて貼りだしましょう。
そして、すべてのフラッシュカードを貼りだしたら、What sport do you like?と聞いてみます。聞くときに"Sport"の部分を少し強調して質問することで子供たちにスポーツについて聞いているという事を気づかせます。
そして、スポーツについて聞いている時は好きなスポーツの名前を答える。
What colorと色について聞いている時は色について答えることを理解させます。
教科書に登場する以外の果物や野菜の名前は以下のリンク先にまとめてあります。
野菜の名前『【野菜英語一覧】野菜の名前や種類の英単語一覧と暗記用イラスト、写真付き無料ポスター4選!』
果物の名前『英語の果物の名前69一覧表とイラスト付き果物英単語ポスター3選』
食べ物の名前『朝食の種類、食べ物のメニュー英語表記一覧表と日本語訳まとめ&子供向け学習教材』
Let's Try1‐Unit5:What do you like?:Let's Listen1授業案・活動例
Let's Listen1では、音声を聞いて3人の登場人物の好きなスポーツと食べ物を聞き取る練習をします。
Let's Try1-Unit5活動例11:イラストにあるスポーツと食べ物の名前を確認する
イラストにある5つのスポーツと、5つの食べ物の名前を英語で何と言うか確認します。
『スポーツ』Dodgeball, Basketball, Soccer, Swimming, Baseball.
『食べ物』Oranges, Green peppers, Ice-cream, Strawberries, Tomatoes.
Let's Try1-Unit5活動例12:3人の好きなスポーツと食べ物を予想する
3人の登場人物がどのスポーツと食べ物が好きか予想してもらいます。
理由がある場合は日本語でもよいので発表してもらいましょう。
Let's Try1-Unit5活動例13:音声を聞いて答えを線で結ぶ
音声を聞いて、好きなスポーツと食べ物を聞き取って線で結びます。
音声は子供と教師が会話をしている場面です。
教師が好きなスポーツをまず聞き、その後好きな食べ物を聞きます。
子供たちには教師の質問がWhat sport....?なのかWhat food...?なのか何について好きな物を聞いているか注意しながら聞いてもらいましょう。
Let's Try1-Unit5活動例14:答えを確認する
聞き取った答えを発表してもらい、答え合わせをするとともに、自分の予想が当たっていたか確認しましょう。
Let's Try1‐Unit5:What do you like?:Activity1授業案・活動例
Activity1では友達の好きなスポーツ、食べ物、そして色を予想して尋ねる活動をします。
これまでの活動でWhat food...?、What sport....?などの表現に親しんできたのでそれらを使ってスピーキング(やり取り)を実際に行います。
Let's Try1-Unit5活動例15:友達の好きな色、食べ物、スポーツを予想する
まずは、教科書の空欄に好きな食べ物などを聞く友達の名前と予想を書き込みます。
教科書には3人聞くことになっているので最初にグループ内の人など誰に聞くかクラスで決めるとよいと思います。
予想の書き方はイラストや日本語でもよいと思います。
Let's Try1-Unit5活動例16:好きな物の聞き方を復習する
活動を始める前に、質問の仕方と答え方を復習します。
好きな色を聞きたい時はWhat color do you like?→I like red.
好きなスポーツを聞きたい時はWhat sport do you like?→I like basketball.
好きな食べ物を聞きたい時はWhat food do you like?→I like bananas.
子供たちの英語力にもよりますが、まずは、1人が一つずつ相手に質問し、相手がそれに答える会話のやり取りをしてみましょう。
Akira:Hi, Takeshi.
Takeshi:What fruit do you like?
Akira:I like apples.
Takeshi:What color do you like?
Akira:I like blue.
Takeshi:What sport do you like?
Akira:I like swimming.
Takeshi:Thank you.
Akira:Your welcome. Bye.
子供たちの英語力が高く、もっとナチュラルな会話を練習したい場合は次のような会話が考えられます。
Akira:Hi, Takeshi.
Takeshi:What fruit do you like?
Akira:I like apples。How about you?
Takeshi:I like watermelons.
Akira:Oh, I like watermelons, too. What color do you like?
Takeshi:I like blue. How about you, Akira?
Akira:I like black.
Takeshi:I see. How about sport? What sport do you like?
Akira:I like baseball. What about you, Takeshi?
Takeshi:I like soccer.
Akira:Oh, nice!
まずは、黒板に例文を書きだし、やり取り例1から始めてみることをお勧めします。
Let's Try1‐Unit5:What do you like?:Let's Watch and Think1授業案・活動例
2人の登場人物が好きな物について話をしている映像をみて、何が好きか教科書に書き込む活動をLet's Watch and Thinkでは行います。
Let's Try1-Unit5活動例17:Do you like ....?の質問部分を見せる
まずは、2人の会話のうちDo you like ....?No, I don't.の部分を見せます。
このやり取りが何度か繰り返されます。
Do you like ....?を楽しく学習できるビデオ教材は『英語の好きな食べ物、嫌いな食べ物の言い方を学習する子供向け教材とアクティビティー例~Do you like?~』を参考にしてください。
Let's Try1-Unit5活動例18:好きな物を予想する
2人の会話はDo you like ....?No, I don't.が続きます。
そこで、いったい何が好きなのか子供たちに予想してもらいます。
Let's Try1-Unit5活動例19:好きな物を確認する
子供たちがWhat do you like?と映像の登場人物に尋ねる形をとって、答えの映像を見ます。
見終わったら何が好きだったか子供たちに聞き、答えを確認する。答えは英単語のみでOK。
He/She likes .....と三人称単数の現在形を使って答えてもらう方法もあります。
三人称単数の現在形については『【英文法】現在形(三人称単数)についての説明と小学生に現在形を教える方法&教材例』で扱っているので必要な場合は参照してください。
Let's Try1‐Unit5:What do you like?:Activity2授業案・活動例
Activitiy2では好きな物をお互いに聞き合う活動を行います。
Activity1と似ていますが、今回はより多くの友達に聞くこと、さらに自分で質問する分野を1つ決めることができることが異なります。
Let's Try1-Unit5活動例20:3つ目の質問を考える
教科書には食べ物と色がすでに載っています。
空欄になっている最後の質問を考えます。
児童それぞれが質問を考えると分野が多岐にわたってしまう可能性があります。
そのため、最後の質問をできるだけこれまで学習した英語で答えられるような分野に指定するか、クラス全体で1つ決めるとよいと思います。
これまでに学習していない分野にすると答えを言う場合に日本語になってしまうのでできるだけ英語で答えられる分野がお勧めです。
例:果物、野菜、数、文房具、スポーツ、国など。
ワークシートには質問を4つできるものがあるので、クラスの様子で教科書を利用するか、ワークシートを利用するか決めるとよいと思います。
Let's Try1-Unit5活動例21:自分の好きな物を書きこむ
教科書の「あなた」の部分に自分の好きな物を書き込みます。
カタカナで書くとカタカナ発音になってしまう可能性があるのでそれを避けたい場合はイラストがお勧めです。(英語で書けることがベストですが、英語を書くことができないことを前提にしています。)
Let's Try1-Unit5活動例22:質問と答え方を確認する
活動を始める前に、どのように質問するか、どのように答えるかを確認します。
必要な場合は、質問の仕方と、会話のやり取り例を提示するとよいと思います。
今回の活動は多くの友達に質問する必要があるので、会話文自体は短いものがお勧めです。
活動の途中でよくできている児童に見本を見せてもらい、それを参考にしながら再び活動を再開するなどの工夫もしてみてください。
質問文と答え方
What ..... do you like?
→I like .....
会話(やり取り)例
StudentA:Hi, (名前).
StudentB:Hi, (名前).
StudentA:What ..... do you like?
StudentB:I like .....
StudentA:Oh, nice!
StudentB:What ..... do you like?
StudentA:I like .....
SrudentB:I see. Thank you.
StudentA:See you.
Let's Try1-Unit5活動例23:Who am I?ゲームに挑戦
友達同士聞き合う活動が終わったら、クラス全体でWho am I?ゲームに挑戦してみます。
子供たちが好きな物を聞いた友達の1人になりきって自分の好きな物を発表し、いったい誰か当てるゲームです。
友達になりきるので、主語がIのままI like .....と発表できるので簡単です。
このWho am I?は以下の2つの方法が考えられます。
1)自分の好きな物を発表して考えてもらう
3つの好きな物を英語でI like .....、I like .....と発表してもらい、他の子供たちは誰について話しているか考えてもらうやり方。
2)質問して好きな物を答えてもらう
他の子供たちが、What ..... do you like?と質問して、答えてもらいながら誰なのか当てるやり方。
会話形式で行いたい場合は2)がお勧めです。
Who am I?は色々な単元でできるスピーキングアクティビティーでお勧めです。
詳しくは『【英語なぞなぞ】私の職業は?Who am I?ゲームで英語仕事/職業当てクイズに挑戦』で紹介しているので参考にしてみてください。
【英語なぞなぞ】私の職業は?Who am I?ゲームで英語仕事/職業当てクイズに挑戦
身近な人たちの仕事の名前や仕事の内容などを英語で言えるようにする単元の4時間目になります。今日は人気英語アクティビティー”Who am I?”ゲームの職業バージョンを紹介します。この単元の最後には、子供たちが英語で色々な職業について説明できるようになる事が目標です。しかし、いきなり子ども達が英語で色々な仕事について説明できるようにはならないので、順を追って...
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