【簡単】2種類の英語の時間・時刻の言い方・読み方・伝え方と早見表!【基本英語表現】

最近は多くの方が携帯電話を所有するようになったので、時間を聞かれることは減ってきましたが、以前はバス停などでバスを待っている際に時間を聞かれることはよくありました。
とっさに自分の時計を見て英語でさらっと答えることができたらカッコいいと思い英語でどのように時間を言えばいいのか何度も練習をした記憶があります。
今回は、そんな英語での時間・時刻の言い方、読み方をわかりやすく紹介したいと思います。
英語には大きく分けて2通り時間の伝え方があります。
1.デジタル時計で表示されるように数字を英語で読む方法
2.PastやToなどを使って何分前、何分過ぎという表現方法
小学生などの場合はまず前者で確実に時間を言えるようにし、後者は意味が分かるようにしておくようにします。
個人的な感覚では、前者はアメリカ人などがよく使い、後者はイギリス人がよく使う気がします。
まずは1つの方法できちんと時間を伝えられるようにすることが大切です。
このページを読み終わったときには時間を英語で伝えられるようになっているはずですので、最後まで読んでもらえたらうれしいです。
1. 英語”〇時ちょうど”の時間/時刻の言い方、伝え方と英語表記
2. 英語”〇時半(30分)”の時間/時刻の言い方・伝え方と英語表記
3. 英語”〇分過ぎ”の時間/時刻の言い方・伝え方と英語表記
4. 英語”〇分前”の時間/時刻の言い方・伝え方と表記方法
5. 最後:英語での時間・時刻の言い方早見表とまとめ
英語”〇時ちょうど”の時間/時刻の言い方、伝え方と英語表記
まず、最初は〇時という丁度の時間を英語で言えるようになることです。
小学校の英語活動でも4年生(Unit4)で学習する事になっています。参考→『小学校4年英語活動(外国語活動)教科書Let's Try2授業案・活動例全集』
英語で〇時丁度はo'clockを使って時間を表現・表記
1時、2時、3時など丁度の時間はo'clockを使います。
It's 1 o'clock.
It's 3 o'clock.
このo'clockを省略してIt's 3.などという事もあります。
この表現は基本中の基本なので覚えておきましょう。
英語でA.M/P.Mを使って午前・午後の言い方・伝え方
It's 1 o'clock. と言われたときにそれが、午前か、午後かわからなくて困ることがあります。
特に7時や8時などはどちらも私たちが活動している時間なので誤解が無いように正しく伝えたいですよね。
そんな時に使うのがA.M./P.M.です。
A.M.が夜中の0時からお昼の0時まで。
P.M.がお昼の12時から深夜の0時までです。
夕方の7時の場合はIt's 7 p.m.と言います。
そうすると朝の7時なのか夕方の7時なのか正確に伝えることができます。
英語で朝・昼・夕方・夜の言い方・伝え方
もう一つよく使われる表現としてはIn the morning. In the afternoon.などの朝、昼、夕方、夜という表現と一緒に時間を伝える方法です。
例えば、今東京は何時?と聞かれたときに、It's 7 in the morning.(朝の7時だよ。)といったように使うことができます。
ここで注意したいのは前置詞です。
In the morning.
In the afternoon.
In the evening.
とInを使うのですが、夜の場合だけAtを使いat nightと言います。
時間を表す前置詞にはAt,On,INがあります。
詳しい解説は後日したいと思いますのでお待ちください。
英語”〇時半(30分)”の時間/時刻の言い方・伝え方と英語表記
〇時ちょうどを英語で言えるようになったら、次は〇時半。つまり30分を英語で言えるようにしましょう。
英語で〇時半・〇時30分をデジタル時計方式で伝える方法
時間を英語で伝える一番簡単でお勧めなのが、デジタル時計の数字が並んでいるように英語で伝える方法です。
小学生など年齢の小さい子供にはこちらの時間の伝え方が簡単でお勧めです。
デジタル時計は10:30と数字で表示されます。
これを順番に読む方法がデジタル時計方式です。
つまり、It's ten thirty.と数字を英語で読んで伝えます。
この他すべての時間を同じように数字を英語で読むことで時刻を伝えることができるので、まずはこの方法をマスターしましょう。
10:55ならIt's ten fifty-five.となります。
英語の数字について学習したい方は『100までの英語数字一覧表と読み方、書き方を学習できる学習プリント&パズル!』で学習プリントを紹介していますので参考にしてください。
英語で〇〇時半・30分をHalf past”半分過ぎ”を使って表現
もう一つよく使われる表現は、Half past(半分過ぎ)という英語表現です。
例えば10:30の場合、It's half past ten.と言います。
この場合時間の10が最後に来ることに注意が必要です。
このPastについては次の章で詳しく説明します。
英語”〇分過ぎ”の時間/時刻の言い方・伝え方と英語表記
30分過ぎを学習したので、もうお分かりの方がいると思いますが、何分過ぎという時間の伝え方をPastを使っていう事ができます。
基本的には5の倍数として使うことが多いので1時9分過ぎとは言わず、1時10分過ぎという事が多いのでそのあたりは慣れていきましょう。
英語でPast(過ぎ)を使って5分刻みに時刻を伝える方法
〇分過ぎと伝えたい時はPastを使うと便利です。
1:05の場合はIt's five past one.となります。
先ほども言いましたが、時間(h)が後から来ることに注意してください。
It's one past fiveだと05:01になってしまします。
このPastを使うと1:10など5分刻みに時刻を伝えることができるようになります。
1:20ならIt's twenty past one.になります。
このPastは30分(Half past)まで使うのが普通で、35分過ぎという表現は使いません。
この場合はToを使います。
Toについては次の章をご覧ください。
英語で15分過ぎはQuarterを使って表現する
30分をHalf(2分の1)というように、15分を60分の4分の1という意味でQuarterを使って表現します。
1:15の場合はIt's a quarter past one.という表現になります。
この表現は日本語には無い時間の伝え方なので注意が必要です。
英語”〇分前”の時間/時刻の言い方・伝え方と表記方法
30分まではPastを使い〇分過ぎという表現が使えることを紹介しました。
しかし、30以上過ぎた場合はPastを使うことはありません。
この場合は1時〇分前というように、次の時間まで何分あるかをToを使って表現します。
英語で〇時△分前をToを使って表現する方法
30分以上過ぎている場合は、Toを使って次の時間まで何分(何分前)という表現をします。
10:50の場合11時まであと10分です。(10分前)
これを英語にするとIt's ten to eleven.になります。
Pastの時の同じように時間(h)が後にくるので注意してください。
よって、10:35分からはIt's twenty-five to eleven.というように5分刻みにToを使って時間を伝えることができます。
10:45は15分Quarterを使って表現します。
It's a quarter to eleven.となります。
ものすごく紛らわしいToを使った時間表現
まだ私が英語を学習し始めたころ、友達の子供のサッカーの試合を見に行くことになりました。
そこで私は、何時までに準備をしたらいいか、何時に出かけるか聞きました。
その時、私の友人は"TO"を使って、"2時の20分前に出発するよ。"といったんです。
その時この"To"の表現を知らなかった自分はいったい何時までに準備しないといけないのか分からず。
なぜなら、友人が言ったのは”We are leaving around twenty to two.”です。
文字にするとToとTwoの違いは分かりますが会話の中ではまるで22‐2のように聞こえるんです。
私のように時間で混乱しないようにToの使い方をしっかり覚えておくことをお勧めします。
英語の数字は発音が紛らわしい場合があります。
相手にわかりやすく数字を伝えるためのコツなどを『【簡単】13か30?14か40?英語の数字”teen”と”ty”の発音/読み方の違いを徹底解説!』で紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
【簡単】13か30?14か40?英語の数字”teen”と”ty”の発音/読み方の違いを徹底解説!
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最後:英語での時間・時刻の言い方早見表とまとめ
今回は、英語での時間・時刻の言い方・伝え方を紹介しました。
最後に簡単にまとめてみます。
例)
9:10→It's nine ten.
11:45→It's eleven forty-five.
小学生などはまずはこちらのデジタル時計式を覚えるようにしましょう。
- 丁度(00)の時はo'clock.を使う。
例)3:00→It's three oclock.青白本文はこちら! - 〇時半(30分)はHalf past
例)3:30→It's half past three. - 15分はQuarter.
例)3:15→It's quarter past three.
英語ならではの表現もあるのでしっかり覚えてしまいましょう。
- 30分までの〇〇分過ぎはPastを使って表現。
例)12:10→It's ten past twelve.(10分過ぎ) - 30分以降は〇時△分前のToを使って表現
例)11:50分→It's ten to twelve.(10分前)
分かりやすくまとめてくれている表があるので紹介します。
この表を見ながら時間を伝える練習をしてみましょう。

こちらも一覧表は以下のリンクからダウンロードできます。
引用サイト(外部リンク)
英語の時刻の伝え方早見表
(要無料会員登録)
今回は英語でどのように時間を伝えるか紹介しました。
何度も繰り返しますがまずはデジタル時計方式が簡単です。
そちらをマスターしましょう。
この他、このサイトでは電話番号の伝え方『英語での電話番号の読み方(言い方)や教え方(伝え方)の4つのポイントと10のフレーズ集』、日付の伝え方『英語での日付の書き方、読み方、表記の仕方と序数字と西暦の英語での読み方一覧!』なども紹介していますので、そちらも併せて参考にしてもらえたらうれしいです。
それでは、今日も良い一日を。
英語での電話番号の読み方(言い方)や教え方(伝え方)の4つのポイントと10のフレーズ集
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