アルファベット指導案・授業活動実践例全書~英語授業で使える無料学習教材・ゲームアクティビティー全集~【幼児・小学校英語】
英語を指導するとき、アルファベットは必ず教えなければいけないものです。
日本人が平仮名やカタカナから学習し始めるように英語を学習するならアルファベットをまず知る必要があります。
今回は幼児や小学生など英語学習を始めた子どもたちにどのようにアルファベットを指導したらよいか、どのような教材や英語ゲームなどのアクティビティーがあるか紹介します。
これまで英語を全く知らない子供たちに8年間英語を教えてきた経験全てをここに紹介します。
アルファベットを言えるようになるための教材やゲーム、アルファベットを読めるようになるための教材やアクティビティー、さらにはアルファベットを書けるようになるための無料練習プリントまですべてを公開します。
全部で20以上の活動を簡単にこのページでは紹介するのでそれぞれの活動をもっと詳しく知りたい方や教材をダウンロードしたい方は、リンク先の詳細ページをご覧ください。
英語を学習しようと意欲がある子供たちがアルファベット学習でつまづかないように、楽しみながら学習できる活動をたくさん紹介するので最後まで読んでいただいて参考にしてもらえたらうれしいです。
1.英語アルファベット26文字を順番に言えるようにする英語の歌/教材
2.アルファベットを順番に読めるようにする英語ゲーム/アクティビティー5選
3.アルファベットをランダムでも素早くわかるようにする英語ゲーム7選
4.アルファベットの大文字小文字を覚える英語ゲーム・アクティビティー3選
5.アルファベットブロック体・筆記体の書き方練習プリント
6.アルファベットを学習したら英単語も楽しく学習
7.アルファベット指導・授業例全書の最後に
英語アルファベット26文字を順番に言えるようにする英語の歌/教材
アルファベット学習最初のステップはアルファベットを言えるようになることです。
読むよりも、書くよりもまずは、アルファベットを順番に26文字言えるようになることを目標にします。
ここでは、そのための英語教材や授業例を紹介します。
指導している子が小さい場合にお勧めの英語アルファベットの歌から小学校高学年、中学生の授業でも利用できるパワーポイント教材まで紹介します。
幼児や子供には英語アルファベットの歌が最強!
指導している子供たちの年齢が小さい場合は英語の歌が最強です。
子供たちが気に入ったアルファベットの歌を何度も何度も繰り返して聞き、歌っているうちにアルファベットを言えるようになります。
年齢が小さい場合は細かい発音について指導する必要もありません。
聞こえた通りに発音してもらうだけ。
あっという間にアルファベット26文字を発音できるようになっています。
アルファベットだけではありません。
小さいうちに英語を浴びるように聞かせてください。
本当の効果は数年後本格的に英語を学習し始めたときに現れます。
実際に私が利用している幼児/子供向けのアルファベットの歌は『お勧めの幼児/小学生向け英語ABCアルファベットの歌4選!英語のアルファベット26文字一覧表と順番に発音する練習』で4曲紹介していますので参考にしてください。
また、小学校の高学年になると子供っぽい英語の歌を嫌がりだす場合があります。
その場合は次に紹介する一覧表やパワーポイントを利用することもできますが、『小学校5.6年でも使える!!ABCアルファベットの歌~ラップでアルファベット順に26文字の発音を覚えよう!』で紹介しているABCラップソングもお勧めです。
お勧めの幼児/小学生向け英語ABCアルファベットの歌4選!英語のアルファベット26文字一覧表と順番に発音する練習
英語の学習の最初の敵はアルファベットです。平仮名、カタカナ、漢字とは全く違うので日本人の最大の敵となりえます。大人でさえ苦手意識があるものですから子どもにとってはさらに大きな敵です。初めて見る虫のような文字…最初のステップとしては書けなくたってOKです。今回は英語アルファベット一覧表と、お勧めのアルファベットの歌を4曲紹介します...
アルファベット一覧表を教室に掲示する
アルファベットを学習し始めたら教室にアルファベット一覧表を掲示することをお勧めします。
初めはまだ読めませんが、常に目にする場所にあることで少しずつアルファベットに慣れていくことができます。
アルファベット、一字一字は読めなくても歌のリズムに合わせてアルファベットを言う練習をする子供たちが必ず出てきます。
小学校3年生ではアルファベットの大文字、小学校4年生ではアルファベットの小文字を学習することになっていますが、大文字も、小文字もどちらも載っているアルファベット一覧表を掲示します。
無料でダウンロードできるアルファベット一覧表やマグネット式になっており黒板などに貼り付けることができる市販の一覧表を『英語アルファベット26文字大文字小文字ABC一覧表!』で紹介しているので参考にしてください。
英語の授業でもアルファベット一覧表を黒板に貼りだし、一つずつアルファベットを指さしながら発音してみる活動をしてみるのも効果があります。
さらに時間がある場合は、教室掲示用のアルファベットを作ってみることもできます。子供たちと一緒に作ることも可能です。
教室掲示用のアルファベット工作無料テンプレートは『【無料】アルファベット立体文字作り方!無料型紙展開図店テンプレート3選でアルファベット立体文字を作成する方法!』で平面のものと立体のものを紹介しています。興味がある方はご覧ください。
アルファベット指導用パワーポイント教材を利用する
年齢が大きくなるとアルファベットの歌というわけにはいかなくなります。
そんな時にはアルファベットの一覧表もしくは、パワーポイントを利用することもできます。
パワーポイント教材の欠点はたいていの場合音声がついていないことです。
教師自身が発音できる場合は良いのですがそうでない場合は子供たちに間違った発音を教えてしまうことになります。

『アルファベット26文字大文字小文字を順番に指導できるパワーポイント教材』では上に見本で掲載しているようなアルファベット指導用のパワーポイント教材を紹介していますので参考にしてください。
アルファベットの発音が不安な方は
小さな子供たちは聞いて正しい発音を学習することができます。
しかし、私たちのように年齢を重ねると残念ながら聞いただけでは正しいを音を発音できなくなります。
これは、日本語には無い音が英語にはあるからです。
これらの音はどのように発音するかを学習する必要があります。
有名な日本人ができない音として『R』と『L』があります。
自分では音の違いを区別できなくても発音の仕方さえ学習し、練習すれば自分で発音することは誰でもできるようになります。
『英語のアルファベット発音、読み方をカタカナ/ローマ字表記で紹介』では、アルファベットの発音について、カタカナやローマ字を使ってできるだけわかりやすく解説したので一度確認してみてください。
英語のアルファベット発音、読み方をカタカナ/ローマ字表記で紹介
学習指導要領の改正で突然英語を指導することになった教師の方のほとんどが英語を教えた経験はないと思います。英語を苦手とする方も多いのではないかと予想しています。特に英語を発音しないといけない場合はハードルが上がりますよね。今日は、そんな教師の方のために、英語のアルファベットの発音をできるだけわかりやすくカタカナで表記してみます...
アルファベットを順番に読めるようにする英語ゲーム/アクティビティー5選
アルファベットを歌などと一緒に順番に26文字言えるようになったら、次のステップに移ります。
次のステップはアルファベットを順番に26文字読めるようにすることです。
自分のいう事ができるアルファベットの音と文字を関連付けて読めるようにしていきます。
その最初の目標が順番に読めるようになることです。先ほど紹介したようにアルファベットの一覧表(英語アルファベット26文字大文字小文字ABC一覧表!)やパワーポイント(アルファベット26文字大文字小文字を順番に指導できるパワーポイント教材)を利用しても学習できますが、ここでは子供たちが楽しく学習できるアルファベットゲームやアクティビティーを紹介します。
楽しく子供たちにアルファベットを学習してもらいたい方はぜひ参考にしてください。
アルファベット迷路で26文字読めるようにする
子供たちに人気のあるアルファベット学習用の英語ゲームとしてアルファベット迷路があります。
アルファベットをAから順番にZまでつなげていくことでゴールにたどり着くことができるアクティビティーです。

大文字のみのアルファベット迷路、小文字だけのアルファベット迷路など無料でダウンロードできるプリントがたくさんあります。
これらの無料アルファベット迷路は『【無料】英語アルファベット迷路(Maze)!大文字、小文字学習用迷路ワークシートと無料サイトで作成する方法!』で紹介していますのでこちらを参考にしてください。
子供たちがアルファベットを書けるなら、自分たちでアルファベット迷路を作ってみる活動もできます。
【無料】英語アルファベット迷路(Maze)!大文字、小文字学習用迷路ワークシートと無料サイトで作成する方法!
このサイトでは英語を学習し始めた、幼児、小学生向けに多くのアルファベット学習用ワークシートや英語アクティビティを紹介しています。今回も、幼稚園や小学校の英語の授業でアルファベットを指導する際に利用できる英語活動を紹介します。以前紹介した、アルファベットをAから順番に点を線で結んでいく点つなぎゲームに似ているのですが、今回は迷路を使います...
アルファベット点つなぎゲームでアルファベット順を学習
アルファベット迷路と並んで人気があるアルファベットゲームが点つなぎゲームです。
アルファベットをAから順番に結んでいき、最後まで結び終わると絵が出来上がるアクティビティーです。
点つなぎも子供たちはアルファベットの文字を覚えるのに非常に有効です。
点つなぎワークシートも無料でダウンロードすることができます。
サイトや詳しいダウンロード方法などは『【厳選無料】海外4サイトから英語アルファベット順点つなぎワークシートをダウンロードする方法とその使い方』で紹介しているのでそちらを参考にしてください。
【厳選無料】海外4サイトから英語アルファベット順点つなぎワークシートをダウンロードする方法とその使い方
無料アルファベット線つなぎワークシートを『簡単‼アルファベット26文字線つなぎゲームワークシート(dot to dot)!アルファベットを聞き取り線でつなごう!』で紹介しました。そこで紹介した線つなぎワークシートは教師がアルファベットをランダムに読み子ども達がそれを聞き取り点を結んでいくというものでした。今回は初心者向け、英語のアルファベットをAから順番に結んでいく点つなぎ...
アルファベット並び替えゲームでアルファベット順を学習
アルファベット迷路や、点つなぎゲームはワークシートを利用したものでした。
もっとゲーム感覚でアルファベットの順番を学習したい場合はアルファベット並び替えゲームがお勧めです。
このアクティビティーにはアルファベットカードが必要になります。
ランダムに並んでいるアルファベット26文字を素早くアルファベット順に並び替えるゲームです。
授業で行う場合は、一人1セットずつアルファベットの書かれたミニカードを準備できるとよいと思います。
この場合に利用できる無料のアルファベットカードやゲームの詳しいやり方・授業例は『アルファベット並び替えゲームで英語のアルファベット26文字の順番を覚える活動アイディア』で紹介しています。こちらを参考にしてください。
無いアルファベットを探す英語ゲーム
こちらは、パワーポイント教材を利用します。
画面に25個のアルファベットが表示されるのでどのアルファベットが無いか素早く探す英語ゲームです。

無いアルファベットを探す時に子供たちはAから順番に確認していくことが多くアルファベット順番を同時に学習できます。
上の見本の場合はMが25文字の中になく、答えを表示しているスクリーンです。
こちらもパワーポイント教材は『無いアルファベット大文字を探す英語ゲームに挑戦』で詳しく紹介しており無料でダウンロードでききます。
ゲームは大文字のみで小文字はありませんが自分で編集して利用することは可能です。
アルファベット探しゲームでアルファベットを読めるようにする
イラストからアルファベット26文字を見つける活動を通してアルファベットを見て理解できるようにします。

無いアルファベット探しと同じように、子供たちはアルファベットを26文字順番に言えないとできません。
アルファベットを探す時に何度も何度もアルファベットをAから言うので活動自体は簡単ですが効果はあります。
こちらのアルファベット探し英語ゲームは『幼児/子供向けABCアルファベット隠し文字探しワークシート!隠れている26文字を探す活動で文字を学習!』で詳しい説明とダウンロード先を紹介していますので参考にしてください。
アルファベットをランダムでも素早く読めるようにする英語ゲーム7選
アルファベットを順番にAからZまで読めるようになったら、ランダムでも素早く読めるように練習をしていきます。
ここでもアルファベットの一覧表などを利用することもできますが、ここではそれ以外の子供たちが楽しめるアルファベットゲームやアクティビティーを紹介します。
アルファベット点つなぎ(ランダム)ゲーム
アルファベットを順番にAからZまでつなぐ点つなぎゲームを紹介しましたが、今回は教師がつないでいくアルファベットを読み、子供たちはそれを聞いて点を結んでいく英語ゲームです。

ここでは、教師がアルファベットを正しく発音する必要があります。
アルファベットの発音については『英語のアルファベット発音、読み方をカタカナ/ローマ字表記で紹介』をご覧ください。『簡単‼アルファベット線つなぎゲームワークシート(dot to dot)!アルファベット26文字を聞き取り線でつなごう!』では大文字や小文字のみの点つなぎや、数字とアルファベットが混ざった点つなぎなどをダウンロードできるサイトのリンクを紹介しています。
授業で行ってみたい場合はリンク先を参考にしてください。
簡単‼アルファベット線つなぎゲームワークシート(dot to dot)!アルファベット26文字を聞き取り線でつなごう!
英語を学習し始めた子どもにはたった26文字ですが、アルファベットを覚えるのは大変なことです。将来的には当然アルファベットを大文字、小文字共に書けるようになってほしいですし、そのための練習もしていく事になります。しかし、小学生にはまずは聞いて、そしてそれを正しく発音することができるように指導していきます...
アルファベット学習用ゲームアルファベットすごろく
英単語などを学習する際によく利用しているのがスゴロクです。
アルファベットを学習する際にも使用することができます。
スゴロクのマスにアルファベットがランダムに書き込まれた台紙を利用します。
自分のコマが止まったところに書かれているアルファベットを言いながらゴールを目指します。
1グループ4人程度にすると待ち時間も少なく楽しむことができます。
アルファベットスゴロクのルールなど授業例や台紙の例は『【大人気】 英語すごろくゲームでアルファベット26文字を見て発音できるようになる英語活動のやり方』で紹介しているので参考にしてください。
アルファベット学習用ゲームアルファベットかるた
かるた遊びでアルファベットを学習することもできます。
机の上にアルファベットの書かれたミニカードを並べ、教師が言ったアルファベットのカードを見つけてとります。
アルファベットかるたゲームはクラスの状況によって1人で練習したり、2~4人程度で対戦したりできるので非常に便利です。
詳しい英語かるた活動例やルールは『無料ABC英語アルファベットかるた遊びでアルファベット26文字を覚える方法!』で紹介しています。
無料ABC英語アルファベットかるた遊びでアルファベット26文字を覚える方法!
英語を学習し始めた子ども達がまずはアルファベットの発音を聞いて文字を識別できて読めるようにするためのアクティビティーを1つ今日は紹介します。以前、同じくアルファベットを見て、聞いて識別できるようになるための活動を紹介しました。一つの学習目標に対して1つの活動があれば十分だと考える方がいるかもしれません...
アルファベット学習用アルファベットUNOゲーム
アルファベットが数字の代わりに書かれたアルファベットUNOカードを利用してUNO遊びをしながらアルファベットを学習することもできます。
ルールは通常のUNOと同じですが、カードを出す時に必ずアルファベットと色を英語で言ってもらうようにします。
さらに、”It's my turn.”などゲームで使える英語フレーズを一緒に教えることでそれらのフレーズもすぐに覚えることができます。
詳しいゲームのやり方や授業例、さらにゲームで使える英語フレーズやカードのダウンロード先を『アルファベットUNO(ウノ)カードを使った英語ゲームアイディア3選!!』で紹介していますので参考にしてください。
アルファベットフラッシュカードを利用した英語ゲーム
アルファベットが書かれたフラッシュカードを利用してアルファベットを学習することもできます。
フラッシュカードを利用した英語アクティビティーはたくさんありますが、年齢の小さい子供たちに人気があるのは、フラッシュカードを瞬間的に見せてアルファベットを当てるゲームや、逆にゆっくりフラッシュカードを見せていき書かれているアルファベットを当てるゲームがあります。
この他フラッシュカードを利用した子供向けのアクティビティーを『無料絵カード/フラッシュカード(英単語カード)の利用方法・使い方と授業用英語アクティビティー/ゲーム3選‼』で紹介していますので授業の参考にしてください。
また、無料のフラッシュカードや絵カードは『無料で英語フラッシュカード/絵カードをダウンロードできる超便利海外サイト4選!』で紹介しているサイトからダウンロードすることができます。
無料絵カード/フラッシュカード(英単語カード)の利用方法・使い方と授業用英語アクティビティー/ゲーム3選‼
学習内容を定着させるためには反復練習が一番です。しかし、反復練習ほどつまらなく飽きるものはありません。皆さんも学生時代に英単語帳を作ったり、英単語帳を買ってひたすら繰り返して英単語を暗記した記憶ありませんか?嫌々ながら練習しても身につかないですよね...
アルファベットを素早く答えた人の勝ちShout it out!
クラスを盛り上げたい場合はShout it out!という英語ゲームもお勧めです。
2人か3人組になってもらい、それぞれのグループにアルファベットを1つ見せて一番早くに言えた人が勝ちになる英語アクティビティーです。
アルファベットカードがあれば短時間で楽しめる英語アクティビティーとしてお勧めです。
詳しいゲームのやり方は10までの数字を例に『1から10までの数字を英語で素早く言う英語アクティビティ~授業で英単語を楽しみながら覚るゲーム~』で紹介しているので参考にしてください。
アルファベット学習用ゲーム:アルファベットビンゴ
数字の代わりにアルファベットの書かれたアルファベットビンゴシートを利用してビンゴをしながらアルファベットを学習することもできます。
出たアルファベットを聞いて、自分のカードから探します。
アルファベットは26文字しかないので4×4または3×3のビンゴシートを利用するとよいと思います。
英語学習用にビンゴカードを自作したい場合は『無料ビンゴカード作成サイトを利用してオリジナル言葉(英単語)ビンゴシートを作成印刷する方法!』で便利なビンゴシート作成サイトを紹介していますので参考にしてください。
アルファベットの大文字小文字を覚える英語ゲーム・アクティビティー3選
ここまで紹介したアルファベットを読めるようになるための英語アクティビティーは大文字のみか、小文字のみを学習できるものでした。
小学校4年生で大文字を習う時に、大文字と、小文字をしっかりと区別して使えるようになる必要があります。
アルファベットの大文字と小文字は形が似てい物も多いですが全く異なる形をしていることが多いので、対応するアルファベットを学習する必要があります。
ここでは英語アルファベットの大文字と小文字を同時に学習できる英語ゲーム、アクティビティーを紹介します。
アルファベット大文字小文字迷路ゲーム
アルファベット迷路でアルファベットの大文字と小文字を学習できるものがあります。
これはアルファベット迷路を子供たちに配布するのですが、どの文字を通ってゴールを目指すかはパワーポイント教材で提示します。
提示するパワーポイント教材はアルファベットの大文字で、子供たちの手元にあるう迷路にはアルファベットの小文字が書かれているので、アルファベットの大文字と小文字を対応させながらゴールを目指す活動により大文字、小文字を学習することができます。
利用する迷路教材とその使い方は『ランダム表示!大文字小文字アルファベットが同時に学習できる英語アルファベット迷路』で説明しているのでそちらをご覧ください。
アルファベット大文字小文字組み合わせゲーム
アルファベットの大文字26文字と小文字26文字のミニカードを利用して大文字と小文字を素早くマッチさせるアクティビティーでアルファベットを学習します。
このゲームは個人個人で取り組むことも、グループやペアで速さを競うこともできます。
詳しいゲームのやり方や、アルファベットカードのリンク先は『英語のアルファベット大文字、小文字組み合わせゲーム』で紹介していますのでこちらをご覧ください。
アルファベット大文字小文字を正しく組み合わせる
3つ目もパワーポイント教材です。リンゴの木にはアルファベットの小文字が書かれたリンゴがなっているので、かごに書かれたアルファベットの大文字と対応するアルファベットが書かれたリンゴをクリックするゲームです。

パワーポイント教材のため全体指導用です。
クラスの子供たちとアルファベットの大文字と小文字を一緒に確認したい場合に利用できます。このパワーポイント教材と詳しい使い方は『アルファベットの小文字大文字をパワーポイントゲームで学習』で紹介しているのでこちらをチェックしてみてください。
アルファベットブロック体・筆記体の正しい書き順・書き方を指導する
アルファベットを言えて、読めるようになったらいよいよ書けるように練習していきます。
まずはブロック体です。
中学生になると筆記体を練習します。
ここではアルファベットのブロック体と筆記体の書き方、書き順とそれを練習するための練習プリントを紹介します。
アルファベットブロック体の正しい書き順・書き方を学習
平仮名やカタカナに書き順があるようにアルファベットにも書き順があります。
日本人として英語を学習するなら書き順も正しくきれいな英語を書けるようになってほしい指導しています。
子供たちには正しい書き順の示された練習プリントなどを利用してアルファベットを学習してもらいます。
毎日漢字練習をしている子供たちにとっては簡単です。
26文字大文字と小文字の正しい書き順そして、練習用プリントや練習帳は『【保存版】アルファベット26文字の正しい書き方、書き順一覧表(大文字、小文字)となぞり書き練習プリント』で紹介しているので、こちらを参考にしてください。
【保存版】アルファベット26文字の正しい書き方、書き順一覧表(大文字、小文字)となぞり書き練習プリント
日本人は小学校の一年生から平仮名、カタカナそして漢字を学習し始めます。そして、文字をきれいに書くために大事なことの一つとして書き順を重視します。書き順はその文字を上手に書けるようにできていますのできちんとした書き順で複雑な漢字でさえ覚えていきます。実はアルファベットにも書き順があります...
アルファベットの筆記体の正しい書き順・書き方を学習
小学校で筆記体を学習する必要はありませんが、中学校では学習する場合があります。
英語教師の中には板書を筆記体で行う人もいるので、自分が書けなくても読めるようになっておく必要があります。
海外に行ったときにレストランのメニューがブロック体でない場合はよくあることです。
正しい筆記体の書き中、書き方と練習プリントや練習帳は『英語アルファベット筆記体の書き順と書き方一覧(大文字、小文字別)と無料練習用学習プリント4選!』で紹介しているのでこちらをご覧ください。
英語アルファベット筆記体の書き順と書き方一覧(大文字、小文字別)と無料練習用学習プリント4選!
英語のアルファベットの書き方は大きく分けて2種類あります。一つ目はブロック体と言われるもので普通の書き方をしたアルファベットの文字の事です。学校で一番最初に学習するのがこの形です。しかし、アルファベットには筆記体という”つなげ文字”があります...
アルファベットを学習したら英単語も楽しく学習
アルファベットを学習したら一緒に英単語も学習していきます。
英語を話せるようになるには最低限の英単語を知っている必要があります。
ここでは私が実践している英単語の学習方法や、クラスでできる英単語学習ゲーム・アクティビティーを紹介します。
アルファベット26文字と一緒に英単語26個を覚える
アルファベット26文字を学習したら基本的な英単語を26個覚えてもらいます。
それぞれのアルファベットが頭文字になる英単語を1つずつ合計26個。
子供たちはあっという間にアルファベットと一緒に英単語も覚えてしまします。
実際に利用するイラスト付きのカードや、それらを使った英語アクティビティーを『簡単‼英語を習い始めた小学生がABCカードを使いアルファベットと一緒に26の英単語を覚える方法!』で紹介していますので、アルファベットと一緒に英単語も教えようと思われた方は参考にしてみてください。
簡単‼英語を習い始めた小学生がABCカードを使いアルファベットと一緒に26の英単語を覚える方法!
限られた時間と教材のなかで何とかして効率よく英語を教えたいと考えるのが教師です。今回の記事は英語学習を始めたばかりの子ども達にアルファベットを教えるついでに英単語26個を教える方法を紹介します。とっても欲張りな話ですが、若い時の記憶力はすごいです。あっという間に覚えてしまいます...
新しく学習した英単語はワードボックスに入れて暗記
小学生にはワードボックスという英単語の書かれた紙が入った箱を作ってもらいます。
新しい単語を学習したら子供たちはその箱の中に英単語と日本語の意味を書いて入れていきます。
中学生になると英単語帳や単語カードを利用しますが、小学生は楽しみながら英単語を学習してほしいので自分でデザインした箱に入れてもらうようにしています。
そして、その箱に入った英単語を利用した英語活動を隙間時間い行ったり、家庭でワードボックスを利用して英単語を暗記してもらいます。
ワードボックスの作り方や利用したアクティビティー例を『小学校英語で習う英単語700単語をカードで楽しみながら覚える秘密の英単語暗記法!』で紹介していますので参考にしてください。
英語の授業が盛り上がる英単語学習ゲーム・アクティビティー
英語を学習し始めて数か月もすればかなりの数の英単語を学習しています。
しかし、使わないとどんどん忘れていってしまいます。
そのため私は英単語を利用した英語ゲームやアクティビティーを定期的に行っています。
英語学習を始めたばかりの子供たちには難しいですが、2年目以降の子から高校生までできるアクティビティーをここでは紹介します。
1つ1つの英単語ゲームの説明は省略させてもらい、タイトルのみ掲載します。
詳しい活動の内容はリンク先のページにありますのでそちらをご覧ください。
英単語を使った英語アクティビティー・ゲーム
・授業での楽しく英単語学習!小学生が英単語を簡単な英語単語ゲームで復習、暗記する!”アップルゲーム”
(黒板を使って指定されたアルファベットで始まる英単語を素早く書くゲーム)
・英語しりとりゲームで英単語を楽しく学習する英語活動アイディアとそのやり方
(英単語でしりとりをして速さや書いた英単語の数を競うゲーム)
・小学生から大人まで楽しめる英単語学習ゲーム”Boggle”(ボグル)のやり方と無料教材
(指定されたアルファベットのみを利用してできる英単語をたくさん書き出すゲーム)
・アルファベットUNO(ウノ)カードを使った英語ゲームアイディア3選!!~アルファベット、数字、色を学習~
(アルファベットウノを利用して、カードを出す時にそのカードのアルファベットで始まる英単語を言うゲーム)
・スカベンジャーハント(Scavenger hunt)のやり方と英語の授業で行う方法
(それぞれのアルファベットで始まる英単語を決められたテーマ内で探すゲーム)
色々な英語ゲームがあるのでぜひ参考にして楽しみながら英単語を覚えていけるようにしましょう。
アルファベット指導・授業例全書の最後に
今回はこれまでの英語指導経験から考えられるアルファベットの指導方法や授業で使える英語教材やゲームを紹介しました。
英語学習で実はつまづくことが多いアルファベット学習を楽しみながら乗り越えていけるような活動を紹介したのでぜひ参考にしてもらい明日からの授業に活かしてもらえたらとうれしいです。
このサイトでは幼児や小学生など子供たちに英語を教える際に利用できる教材や英語活動を中心に紹介しています。
具体的に小学校英語で使われているLet's tryをもとにした授業案・活動例は『小学校3年英語活動(外国語活動)指導・授業案・活動例全集Let's Try1』(小学校3年)や『小学校4年英語教育(外国語活動)教科書Let's Try2授業案・活動例全集』(小学校4年)で紹介していますのでそちらをご覧ください。
小学校3年英語活動(外国語活動)指導・授業案・活動例全集Let's Try1
文部科学省から出版されている3年生向けの英語の教科書Let's Try!1の内容を紹介しつつ小学校3年生ではどんな事を学習するのか紹介します。週に1時間程度、年間35時間という事で教科書の内容自体は非常に薄いです。そこでこのページでは、学習内容とともにさらに発展的に学習するための英語活動や英語教材なども一緒に紹介していきます...
さらにページ下部にはカテゴリー別に活動例をまとめてありますのでそちらも参考にしてください。
それでは、今日も良い一日を。
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