簡単‼英語を習い始めた小学生がアルファベットと一緒に26の英単語を覚える方法!【小学校英語】
限られた時間と教材のなかで何とかして効率よく英語を教えたいと考えるのが教師です。
今回の記事は英語学習を始めたばかりの子ども達にアルファベットを教えるついでに英単語26個を教える方法を紹介します。
とっても欲張りな話ですが、若い時の記憶力はすごいです。
あっという間に覚えてしまいます。
今回は、イラスト付きのアルファベットカードを利用したアクティビティーです。
1. まずはアルファベット26文字を学習!
2. イラスト付きABC英語アルファベットカードを自分で作ろう
3. ABC英語アルファベットカードを利用した楽しい活動例
4. 無料でABCカードがダウンロードできるサイト
5. 最後に
┃まずはアルファベット26文字を学習!
英単語を学習する前には英語のアルファベットと触れ合いましょう。
いきなり26単語はハードルが高いです。
最低限アルファベットが言え、アルファベットを見て、どれがどの文字なのか識別できるようになっていることが好ましいです。
楽しいアルファベット学習用英語アクティビティーアイディア5選!
年齢の小さい子供たちなら英語の歌でまずアルファベットを学習する事をお勧めします。
正しい音を聞いてひたすら繰り返して真似をします。
1時間もかからないうちに覚えてしまします。
お勧めのアルファベットの歌は『英語のアルファベット26文字一覧表と順番に発音できるようになる小学生向け英語ABCの歌4選!』で紹介していますので参考にしてみてください。
アルファベットを言えるようになったら、文字と発音をリンクさせる練習をします。
まずは、アルファベットを順番に認識できるようにするための活動として『【無料】英語アルファベット迷路(Maze)!大文字、小文字学習用ワークシートを無料作成サイトで作成!』や『アルファベット順に26文字並び替えゲームで英語のアルファベットの順番を覚える活動アイディア』で紹介している活動がお勧めです。
アルファベット順に26文字並び替えゲームで英語のアルファベットの順番を覚える活動アイディア
英語を学習し始めた子供たちにとってアルファベットは平仮名やカタカナとは全く異なるもので、なかなか覚えられなかったりする事があります。そんな子供たちが楽しみながらアルファベットをAから順番に言えるようにするための英語アクティビティー”アルファベット並び替えゲーム”を今回は紹介します...
最後に、順番でなくランダムにアルファベットを認識できるようにするための英語活動『簡単‼アルファベット26文字線つなぎゲームワークシート(dot to dot)!アルファベットを聞き取り線でつなごう!』も時間があれば取り組んでみましょう。
簡単‼アルファベット26文字線つなぎゲームワークシート(dot to dot)!アルファベットを聞き取り線でつなごう!
英語を学習し始めた子どもにはたった26文字ですが、アルファベットを覚えるのは大変なことです。将来的には当然アルファベットを大文字、小文字共に書けるようになってほしいですし、そのための練習もしていく事になります。しかし、小学生にはまずは聞いて、そしてそれを正しく発音することができるよう...
アルファベットと一緒に26の英単語を教える方法
英語のアルファベットに慣れてきたら英単語を教えます。

上の画像を見てください。
どうして26単語なのかわかると思います。
英語のアルファベット一つにつき一つの英単語を教えます。
英語のアルファベットは26文字ですので26単語になります。
以前一つの文字に対して2,3単語教えたこともありましたが数が多いと覚えきれません。
まずは一文字一単語で26単語覚える事を最初のステップにします。
覚える事ができればそれが自信になり次につながっていきます。
いきなり26単語も子ども達に教える事ができるの?と思われる方がいるかと思いますが、大丈夫です。
最初の目標は書けるうになる事ではなく、言えるようになる事です。
小学校2,3年生なら間違いなくできると思います。
ただ、覚えやすい身近な単語を選ぶことは忘れないでください。
私は上に紹介したアルファベット表を無料でダウンロードしそこに出てくる26単語をそのまま利用しています。
小学校1年生以下が対象の場合はまだ平仮名もかけないので聞いて音で覚えていく活動になります。
単元ごとに新しい英単語を学習していきますのでその都度新しい単語を学習していきます。
小学校英語では700単語程度教えることになっています。
その単語からと思われる場合は市販の本に700単語をすべて入れて英単語カードにしてくれているものがあります。
それらを参考にするとよいと思います。
また、ペンでなぞるだけで単語を発音してくれる子供向け英単語辞書も非常に購入者から非常に高評価を得ています。
パワーポイント教材でもアルファベットと共に英単語を紹介してくれているものもありますのでそちらを参考にされたい方は『アルファベットの発音記号と単語の音声発音付きパワーポイント教材でアルファベットをマスター』を参照してください。
アルファベットの発音記号と単語の音声発音付きパワーポイント教材でアルファベットをマスター
今回は英語アルファベットを教える時に使用できるパワーポイント教材を6つ紹介します。英語を指導することになったが、アルファベットのフラシュカードや英語カードなどがない場合、授業の準備に時間がさけない方の強い見方がパワーポイント教材です...
┃イラスト付きABC英語アルファベットカードを自分で作ろう
ワークシートですがカラーコピーできなければモノクロ印刷で子ども達が色を塗ればいいです。
私は年齢が小さい時は色を塗る活動も取り入れるようにしています。
今回は上の載せたアルファベット表を印刷してそれを利用する事として説明していきます。
イラスト付きアルファベット26英単語カードの作り方
1.カードをはさみで切ってカードを作る
はさみで切ってカードを作りましょう。
カラーでないときは色を塗りましょう。
しっかり作れば愛着がわき大切に使ってくれます。
2.英単語をカードの裏面に書き込む
英単語ですが裏面に書き込みます。
教師が黒板にアルファベット順に英語で書いていきます。
絵を見れば何かわかるので日本語は書きません!
全員一緒に確認しながら書き込んでいきます。
26単語書き込んだらカードは完成です。
次にこのカードを使った26単語を暗記する英語アクティビティーを紹介します。
┃ABC英語アルファベットカードを利用した楽しい活動例
さて、カードが完成しました。
片面にはイラスト、裏面には英単語が書かれています。
イラストと英単語を同じ面に書かないことでいろいろな活動が可能になってきます。
そして重要なのはいかに子ども達に楽しみながら26単語覚えさせるかです!
ここでは3つの指導方法を紹介します
ABC英語カルタで英単語26個を覚える
子供たちも知っているカルタ遊びをしながら、英単語26個を学習します。
英単語学習用英語カルタの遊び方
机にカードを並べます。
教師が英単語を言い、それを探す
イラストを上にして行う場合と、英単語を表にして行う場合の2つのゲームが考えられます。多く数を取った人が勝ち
個人戦やチーム戦などいろいろな活動方法が考えられます。
詳しい活動方法は『日本の伝統文化を利用!無料ABC英語かるた遊びで英語のアルファベット26文字を覚える方法!』で紹介しています。
参照にしてください。
日本の伝統文化を利用!無料ABC英語かるた遊びで英語のアルファベット26文字を覚える方法!
英語を学習し始めた子ども達がまずはアルファベットの発音を聞いて文字を識別できて読めるようにするためのアクティビティーを1つ今日は紹介します。以前、同じくアルファベットを見て、聞いて識別できるようになるための活動を紹介しました...
子供向け英単語学習用”WordBox”を利用して英単語を暗記
参考英語活動
みんなで楽しみながらできる秘密の英単語暗記法‼WORD BOXを作ろう!
カルタ遊びが終わったらそれで終わりではありません。
せっかく作ったカードですので何度も利用します。
授業が終わったら必ず自分のワードボックスに入れて、時間のある時に復習します。
ワードボックスについては、『小学校英語で習う700単語をみんなで楽しみながら学習できる秘密の英単語暗記法!』で紹介していますので参考にしてみてください。
小学校英語で習う700単語をみんなで楽しみながら学習できる秘密の英単語暗記法!
英単語を覚えたって英語を話せるようにはならない?!よく聞きませんか。これって少し違うと考えています。英単語を覚える事がすべてではないという事は理解しますが、ある程度英単度を知らないと話せるようにはなりません。まして、小学校や中学校で教える英単語は基本中の基本です。学習指導要領の改正で小学校では約700単語を教える...
黒板使って英単語を学習できるゲーム”スラップ”
この活動は子ども達が作ったカードではなく黒板に英単語を書きます。
26個の英単語をランダムに黒板に書きます。
そして、2人ずつ黒板の前に出てもらって対戦します。
教師が日本語で単語を言って、子ども達が黒板に書かれている英単語から言われた単語を見つけ出してタッチします。
かなり盛り上がりますが、2人ずつでのゲームになるのでクラスの人数が多い時には向かないと思われます。
英単語を利用すると黒板に書くだけで事前準備がほぼなくてできるので便利です。
フラッシュカード等のイラストを張り、同じ活動を行うことともできます。
詳しくは『Bingo(ビンゴゲーム)や絵カードなどを利用し学習事項を定着させる楽しい英語活動アイディア6選とそのやり方』でルールや注意点等を紹介していますので、参考にしてください。
Bingo(ビンゴゲーム)や絵カードなどを利用し学習事項を定着させる楽しい英語活動アイディア6選とそのやり方
今日は単元ごとの授業の流れ・構成をまず紹介します。私の単元構成は基本的に以下のような流れです。単元の流れ学習テーマの基本的な英単語を紹介ここで利用できる教材は、歌、ビデオ教材、フラッシュカードやパワーポイント教材です。テーマに沿った短いフレーズを紹介一つの単元で1,2個身に着けてもらいたい英語フレーズを紹介します...
┃無料でABCカードがダウンロードできるサイト
忙しい時に役立つのが無料教材です。
無料教材が利用できるのであればそれを利用し、どのようにその教材を使用するのか考えることに時間をかけた方が効率的です。
上に掲載したアルファベットチャートは以下のリンクからダウンロードできます。
私も無料教材を利用します。
教材を一から作ると膨大な時間がかかります。
引用サイト(外部リンク)
The Alphabet chart(ページ右にあるダウンロードをクリック)
私がよく利用するもう一つのアルファベットチャートはこちら
引用サイト(外部リンク)
Alphabet and Letter Sounds Charts(ページ右にあるダウンロードをクリック)
2つ目の教材はカーラー、モノクロ、英語表記入り、英語表記なしと種類が豊富なのでお勧めです。
ABCカードを使った活動の他に、ABC Bookletを作る活動もあります。参考にどうぞ。
引用サイト
小学校英語楽しいプリント学習ABC booklet(無料教材ダウンロードサイト、無料会員登録が必要になります。)
┃最後に
この活動をするのは年度の初めなのでこの時、私はワードボックスについて子ども達に話をします。
子ども達は家に帰って箱を探すところから始まります。
子供たちが色々な英単語を学習してきている場合は、教室でできる英単語学習ゲームがたくさんあります。
『野外英語活動Scavenger hunt(スカベンジャーハント)って何?やり方は?』や『小学生から大人まで楽しめる英単語ゲーム”Boggle”(ボグル)の無料教材とやり方』で紹介しているので参考にしてみてください。
小学生から大人まで楽しめる英単語ゲーム”Boggle”(ボグル)の無料教材とやり方
小学校の英語の授業でできる英単語学習を楽しくできる英語アクティビティーを探していませんか。英単語の学習というと暗記というイメージが強く退屈な感じがします。英単語を使えるようにするには暗記しないといけませんが、小学生には楽しく英語を学習してほしいと思っています。今回紹介するのはゲーム感覚で英単語とその綴りが学習できる英単語ゲーム...
楽しい教材を通して皆さんも英語が大好きな子どもたちを育てていきましょう。
それではみなさんも楽しんで。