海外の知らない場所に行っても大丈夫!英語を聞き取って場所を特定する英語アクティビティー!
今回から数回にわたり、簡単な地図などを見て、目的の場所がどこにあるのが英語で伝えれるようになるための英語教材やアクティビティーを紹介していきます。
英語で道案内できるようにする学習の一歩手前、導入的なものになります。
英語で道を聞いたり、教えたりする練習をするための英語活動は後日詳しく紹介する予定です。
- 地図などを見て自分の目的の場所を英語で伝える事ができる。
- 地図などを見て、どこの場所について話しているか聞き取ることができる。
例えば、スーパーマーケットはパン屋さんの隣にあります。
郵便局は、学校の向かい側にあります。
などを場所を表す前置詞を使って英語で言えるようにします。
または、場所の説明を英語で聞き取って情報を正確に把握できるようにする事が目標です。
まずは、場所を表す前置詞についての『場所を表す前置詞の授業、教材例』で復習しておくことをお勧めします。
さらに、身近な建物についても英語で言える必要があるので『身近にある建物の名前や場所の名前の英単語80とそのカタカナ表記一覧表』や『身の回りにある建物を英語で言える?子ども英語ビデオ教材4選!』などを参考に復習をしてみましょう。
1.英語場所を表す前置詞”Next to”を使った場所の教え方
2.地図を見て建物の場所を英語の前置詞を使って伝える英語活動
3.地図を読みとって前置詞を書き込む問題をに挑戦!
4.英語を聞き取って場所を特定する英語アクティビティー
5.最後に
英語場所を表す前置詞”Next to”を使った場所の教え方
まずは、一番の基礎になる場所の教え方を学習できるビデオを紹介します。
場所を表す前置詞”Next to”を使った場所の教え方ビデオ教材
建物と前置詞がどのように繋がって英文になるか理解してもらいます。
このビデオは場所を表す前置詞”Next to”しか出てきませんが、一番よく使う前置詞なので、一度子ども達に見せる事をお勧めします。
Where is the bank?
(銀行はどこですか)
It's next to.....
(それは…の隣です)
という風に、場所を表す前置詞”Next to”を使った教え方がビデオに登場します。
まず、いくつか例としてクラス全員で見てみましょう。
その後に、”Where is the flower shop?”などと場所をビデオで聞いたところで、ビデオを止めて子ども達に聞いてみます。
子ども達には”Next to”を使って答えを言ってもらいましょう。
この活動で建物の名前も復習できます。
地図を見て建物の場所を英語の前置詞を使って伝える英語活動
まずは、全体指導で前置詞と建物の名前を復習してからここで紹介する活動を始めましょう。
地図を見て建物の名前を場所を表す前置詞を使って説明する練習
全体指導用に下のようなシンプルな地図を用意します。
そしてその地図を使って練習していきます。

この活動の厄介なところは、自分がいる場所によって建物の位置関係が変わってきてしまうことです。
この地図には”Start”という文字があるので、そこに自分たちがいると仮定します。
まずは、基本的な前置詞が使えるような質問をしていきます。
Where is the hospital?
It's next to the pharmacy. と前の活動で練習した”Next to”が使えるものを聞いてみましょう。
もしかしたら、”Next to”以外の前置詞を使う子どももいるかもしれませんので、他に表現できないか聞いてみます。
It's opposite the airport. と答える子がいるかもしれません。
建物の位置を説明する際に利用したい前置詞
今回の活動で子供たちに学習してもらいたい場所を表わす前置詞です。
- Next to
(~の隣に) - In front of
(~の前に) - Behind
(~の後ろに) - Opposite
(~の反対に) - Across from
(~と通りを挟んで) - On the left/right of
(~の左/~の右) - Near
(~の近く)
などが考えられます。
新しい表現として、通りの名前も言えるようにします。
It's on the George street.
このようにどこの通りにあるかを言う時には前置詞”On”を使いIt's on the .....
となると伝えます。
上の表現を使えるようにするために、子ども達にいくつも質問していきます。
Where is the......?
答えは一つではなく、色々な前置詞を使って、できるだけ多くの答えを出してもらい、練習していきます。
このように全体指導で、大まかに子ども達が理解したところで、次の活動に移ります。
ここで紹介した地図は、道案内用の学習プリントの一部です。
他にもネット上にはありますが、先に紹介した地図は下のリンクから無料でダウンロードできます。
引用サイト(外部リンク)
英語学習用地図(要無料会員登録)
地図を読みとって前置詞を書き込む問題をに挑戦!
ここまでに学習したことが理解できているか確認するための学習プリント2つを紹介します。
全体指導で行った事と同じことをそれぞれ個人でやってもらう事で、どれだけ理解したか確認します。
建物の位置を地図を見ながら場所を表す前置詞を使って表現するワークシート

紹介する2つの学習プリントは授業で行ってもいいですし、宿題として出しても良いと思います。
どちらもシンプルな地図がプリント上部にあるので、それを見ながら、英文にある空欄に前置詞を入れて完成させていきます。
建物の名前はすでにプリントに書き込まれているので前置詞を入れるだけと簡単です。
小学校低学年でもこれまで学習してきたことが身についていれば行うことが可能です。
地図付き場所を表わす前置詞学習用プリントダウンロード先
紹介した学習プリントは以下のリンクからダウンロードできます。
2枚目の学習プリントはリンクしたにその一部を載せていますので参考にしてください。
引用サイト(外部リンク)
Where is the......?場所を表す前置詞と身近な建物学習プリント1
Where is the......?場所を表す前置詞と身近な建物学習プリント2

英語を聞き取って場所を特定する英語アクティビティー
今回最後に紹介するのは、私はスピーキングとリスニングの練習用に使用している学習プリントです。普通のワークシートのように利用することもできますが、その場合は中学生向けになると思います。
英語を聞いて地図上から場所を特定する英語アクティビティー例

見本の地図を利用して私が授業で実践している英語スピーキングアクティビティのやり方を今回は紹介します。
Around the town英語スピーキングアクティビティー実践紹介
どのように授業でスピーキングアクティビティーをするか簡単に説明します。
参考にしてみてください。
活動概要
空欄がある地図を子ども達に配布し、教師または子ども達が順番にどこに何の建物があるか英語で説明し、その建物の名前を空欄に書き込んでいく活動。
事前準備・地図の部分のみ子どもの人数分印刷します。
英文の部分は2部印刷し、1枚は教師用、もう一枚は、一文ずつ切り取りバラバラにします。
授業の流れ
授業の流れは次のようになります。
1)地図を配布します
地図を子ども達に配布して、地図に載っている建物がすべてわかるか確認します。
2)活動の説明をする
今回の活動の説明をします。
メインとなる活動は、友達が説明する英語を聞いて、地図のどこにその建物があるかを聞き取ることです。
3)教師が見本を見せる
まず、教師が番号1の英文を読みます。
子ども達はそれを聞いて、その場所に英語で何があるか書き込みます。
説明文はある建物を場所を表す前置詞を使って説明しているものです。
英語が苦手な子どものいますので、何度か繰り返して読みます。
4)答えを合わせる
1つ間違えると後半困るので、慣れるまでは一つずつ答えを合わせていきます。
何度か繰り返していくうちに多くの子ども達が理解してきます。
黒板に地図を描くか、プリントして張り出しておくと便利です。
5)繰り返す
数回教師が見本を見せたら、子ども達に英語の説明を読んでもらうようにします。
かなりの数があるので、できるだけクラスで行い残りは宿題でだします。
今回紹介した学習プリントは以下のリンクからダウンロードできます。
引用サイト(外部リンク)
Around the town学習プリント(要無料会員登録)
最後に
今回は、建物の場所を地図を見ながら英語で説明するための英語活動第一回目でした。
今回紹介した活動をしたら次は、実際に自分が建物の位置を前置詞を使って紹介する活動に挑戦します。
詳しい活動例ややり方は『英語で地図を見て建物の場所を道案内できるようになるための英語スピーキングアクティビティー』で紹介していますのでこちらも参考にしてみてください。
英語で地図を見て建物の場所を道案内できるようになるための英語スピーキングアクティビティー
これまで、身近にある建物や場所の名前を学習し、簡単な地図を見て特定の場所を英語で説明されても場所をわかるようになるための英語活動や教材例を紹介してきました。前回は英語で説明されたときに場所を特定できるようになることが目標でした...
現在、日本も外国人観光客が増えてきて、海外に行かなくても外国人の人に道を聞かれることも増えてきているのではないでしょうか。
そんな時に少しでも英語でコミュニケーションを取れるようになるといいですよね。
それでは、今日も良い一日を。
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