小学生でも20までの数字を英語で素早く言えるようになる!4つの楽しい英語学習活動・ゲーム【小学校英語教育】
今回は、1~20までの数字を英語で言えるようになるための小学生向け教材や英語活動を紹介します。
最初のステップとして1~10まで英語で言えるようになる事が大切です。
教えている子供たちの年齢が小さい場合は、10までをまず扱う事をお勧めします。
10までの数字学習用の英語の歌は『【最強】1から10までの英語数字の発音の仕方を歌って、踊って覚える英語の歌!』で紹介していますので参考にしてください。
子供たちはまず数字を順番に言えるようになるように練習します。
しかし、数字を順番に数えることは日常生活でそれほど多くありません。
むしろ、ある特定の数字をぱっと英語で言う事の方がはるかに多いと思います。
今回は、英語の数字を順番ではなく、ランダムに素早く言えるようになるための英語アクティビティーを4つ紹介します。
瞬間的に数字を英語で言えるように練習できる活動です。
紹介するアクティビティを行うことで、子供たちは1~20までの数字をランダムに素早く言えるようになります。
今回紹介する活動の前に、20までの数字を順番に言えるようになっていることが望ましいです。
英語で数字20までを正しい発音で言えるようになる英語の歌・ビデオ教材は『数字1‐20までを英語で正しく発音できるようになる英語の歌・ビデオ教材4選‼』で紹介しているのでそちらを参考にしてみてください。
1から20までの英語数字を正しい発音で読めるようになる英語の歌・ビデオ教材4選‼
英語で1から10まで数えれるようにするための歌、教材、英語活動を以前紹介しました。それらの英語活動は本当の初心者向けの教材でした。英語を始めたばかりの子ども達に少しずつ英語という物に慣れていってもらうための教材を意識して紹介しました。いわゆるスモールステップとして、少しずつ少しずつゆっくり教えていきたい場合にお勧め...
1. 英語で20までの数字が読める!フラッシュカードを利用した英語活動
2. 待ったなし!フラッシュカードを利用した英語ゲームで数字を学習
3. 準備時間0!黒板を使った英単語学習ゲーム:Slap(スラップ)
4. ドミノゲームで20までの数字を読めるようにする活動
5. 最後に
英語で20までの数字が読める!フラッシュカードを利用した学習方法
まずは復習をして1~20まで順番に言えるか確認してみましょう。
復習!数字1から順番に見せて英語で言う
まずは、復習から授業をスタートさせましょう。
週に数時間しかない英語の授業では前回学習したことを忘れている事がほとんど。
最初は復習に使います。
今回は、1から20まで数字を順番に数字の書かれたフラッシュカードを見せて英語で言ってもらいます。
時間がある場合は20からのカウントダウンに挑戦してもらいます。
フラッシュカードを混ぜてランダムに数字を見せる
順番に数字が言えるようになったら、フラッシュカードを混ぜて、数字をランダムに見せてみます。
順番に数字が言えてもランダムに出てくる数字を即座に答えられる子どもは多くありません。
4と書かれたカードを見せると指を使って1から数えて”フォー”と答えを言う子どもがたくさんいます。
最初はそれで問題ありません。
何度も繰り返して練習することで即座に答えられるようになっていきます。
最初は子ども達に挙手してもらい答えてもらいます。
慣れてきたら最後はどんどんカードをめくって挙手無で答えていってもらうようにすることで子ども達も20までの数字に慣れてきます。
無料のフラッシュカードを利用する方法
数字のフラシュカードが手元にない方は以下のリンクから無料でダウンロードできます。
20までの数字なら無料のフラッシュカードを利用しても十分です。
引用サイト(外部リンク)
ESL_Flashcards_Numbers英語表記付き(PDFファイル)
ESL_Flashcards_Numbers英語表記なし(PDFファイル)
表示されたフラシュカードの上にカーソルを当てると右上にプリント、ダウンロードのアイコンが表示されます。
”download”(ダウンロード)をクリックすると保存先の指定画面が出てきますので、保存先のフォルダを指定して保存してください。
無料のフラッシュカードを印刷して利用する場合は強化する必要があります。
強化しないと使用しているうちに破れてきてしまいます。
そこでお勧めするのが、ラミネーターです。
これさえしておけば何度も何度も、何年も利用できます。
待った無し!英語フラシュカードを利用した英語ゲームで数字を学習
別の単元で紹介した英語活動・ゲーム”Shout it out”をもこの単元で応用できます。
英語の数字を楽しく学習できるShout it outとは
数人の子供たちにフラシュカードを見せて一番最初に英語で答えることができた子が勝ちというゲームです。
”Shout it out”の詳しいルールや活動方法は、『素早く答えた者が勝ち‼”英語の授業で数字を楽しみながら覚えれるゲーム!』で紹介していますので是非参考にしてみてください。
非常に盛り上がる英語アクティビティーです。
素早く答えた者が勝ち‼”英語の授業で数字を楽しみながら覚えれるゲーム!
英語の数字を幼児や小学生に教えないといけないのだけど子ども達が楽しめる活動はないかと探している方。沢山ある英語のアクティビティ(ゲーム)の中で私がよく行っているものを1つ紹介します。このアクティビティー(英語ゲーム)は他の単元にも応用できます...
教師がフラシュカードを持って移動する”Shout it out”
前回は、子供たちに2列に並んでもらって行う”Shout it out”を紹介しました。
今回は教師が移動しんがら行う方法を紹介します。
時間がなかったり、簡単な復習としてこの活動をする場合に便利です。
子ども達は自分の席にいたまま、隣り合っている2人でShout outをします。
最近はコロナ禍の影響であまり子ども達を教室内ですら移動させたくない場合にも役に立ちます。
その場合は、教師が子ども達の席を一つずつ回ってカードを見せていきます。
子供たちに移動してもらうと時間がかかったりもします。
短時間で何度も練習したい場合は教師自身が移動するのがお勧めです。
正解したら1ポイントとすると隣り合った子よりも多く回答しようとかんばります。
小さい子ども達の場合はゲーム形式の英語アクティビティの方が盛り上がります。
あまり、競争意識を煽るような事はひかえたほうが良いのかもしれませんが、ある程度学習が定着してきたらアリだと思っています。
”Shout it out”以外の英語の絵カード/フラッシュカードを利用した英語学習活動例は『英単語の反復練習も気にならない‼無料絵カード/フラッシュカード(英単語カード)を利用した英語アクティビティー/ゲーム3選‼』で紹介していますので参考にしてください。
無料絵カード/フラッシュカード(英単語カード)の利用方法・使い方と授業用英語アクティビティー/ゲーム3選‼
学習内容を定着させるためには反復練習が一番です。しかし、反復練習ほどつまらなく飽きるものはありません。皆さんも学生時代に英単語帳を作ったり、英単語帳を買ってひたすら繰り返して英単語を暗記した記憶ありませんか?嫌々ながら練習しても身につかないですよね。何より長続きしません...
準備時間0!黒板を使った英単語学習ゲーム:Slap(スラップ)
どんな活動もそうですが、授業の準備に時間がかかります。
ここで紹介する英語活動は授業の準備0でできるものです。
準備時間ゼロの英単語学習アクティビティー
今回活動前にしないといけないことは、黒板全体に数字をランダムに書くだけです。
1から20までの数字を黒板に書くのは1分以内でできてしまいます。
子ども達に書かせてもいいかもしれません。
英単語学習アクティビティー”Slap”のやり方
ルールはシンプルで、教師が言った数字を黒板に書かれている中から見つけてタッチするアクティビティーです。
黒板全体に数字を1つずつ書いて2人で早く見つける競争をします。
子どもたちが接触するのが怖い場合は、黒板を2分割して両方に数字を1つずつ書くと接触しません。
詳しいルールや方法は『楽しい子供向け英語活動アイディア6選とそのやり方~ビンゴゲーム(Bingo)や英単語/絵カードを使用する方法~』で紹介していますので参考にしてください。
楽しい子供向け英語活動アイディア6選とそのやり方~ビンゴゲーム(Bingo)や英単語/絵カードを使用する方法~
今日は単元ごとの授業の流れ・構成をまず紹介します。私の単元構成は基本的に以下のような流れです。学習テーマの基本的な英単語を紹介ここで利用できる教材は、歌、ビデオ教材、フラッシュカードやパワーポイント教材です。テーマに沿った短いフレーズを紹介...
前回は文房具の英単語を黒板に書きましたが、今回は1,2といった数字を書くだけでできてしまいます。
さらに『Bingo(ビンゴゲーム)や絵カードなどを利用し学習事項を定着させる楽しい英語活動アイディア6選とそのやり方』紹介しているように4×4であればビンゴゲームも英語活動として取り入れることができます。
英語活動でビンゴゲームを行う方法も上のページで紹介しています。
参考にしてみてください。
ドミノゲームで20までの数字を読めるようにする活動
ドミノを使って英単語などを学習する活動も子供たちに人気があります。
上記で紹介した3つの活動は英語が苦手だったり学習スピードが遅い子ども達は大変です。
常に負けることになってしまいますよね。
そして、自分が活躍する場面が少なく、自信を無くしていってしまいます。
それに比べるとドミノゲームは個人個人のスピードで活動、確認できるのでお勧めです。
20までの英語の数字を学習できるドミノゲームとは
日本人がドミノと言うと小さな木の板を立てていき模様などを作り、最後に倒すものをイメージする方が多いかもしれませんが、今日ここで紹介するのはそれではありません。
ドミノゲーム学習プリントの一部を上に掲載しました。(ダウンロードリンクは後半)
これを子ども達に配布すると口をそろえて、これ間違ってる!って言います。
そうなんです。隣り合っているイラスト数字と英語の数字が一致していないんです。
一致していない英単語と数字が一致するようにカードを一列に並べていく活動がドミノです。
20までの数字を読めるようにするナンバーズドミノの活動例
ドミノカードを教師が人数分準備するのは大変です。
カードを切りながら数字を学習できるので子供たちに作ってもらうことも可能です。
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黒い太線のところをはさみで切る
マッチしていない英語をイラストをセットで太線のところをはさみで切ります。
数字20までの20枚のカードができます。 机の上で英語とイラストをマッチさせながら並べる
上の画像を例に説明します。
一番上のカードには”17”と”One”とあります。
まずこれを机の上に置き、次に英語の”one”のイラストを探します。
つまり”1”です。
”1”を見つけたら、”one”の隣に並べます。
”1”の隣りには”sixがあります。
つまり”6”を探し”six”の隣に並べます。
これの繰り返しで最後まで並べていきます。
すべてが正解なら最後の英語は一番最初のイラストと同じものになります。
今回は”Seventeen”が最後の数字となるはずなので答え合わせも簡単にできます。
最後と最初の数字が一致していなかったらどこかが違う事になります。クラスで競争する
一度最後まで出来たら、カードを裏返しよく混ぜます。
クラス全員で競争します。
”ready go! ”(よーいドン)でそれぞれ自分のカードを裏返しもう一度全て並べます。
最後まで終わったら”I'm done(終わった!)”と言って挙手します。ドミノゲームが終わったら
ゲームが終わったら考えられる活動が2パターンあります。
1)英語のノートに張り付ける。
もう一回練習でき、ノートに教材が残るのでノートを使った復習ができる。
この場合はドミノゲームはできなくなります。
2)そのままカードを持ち帰り、個人で何度もドミノゲームをする。
学校の休み時間や空いた時間、家に帰ってから何度も自分で練習できます。
こちらの方がよいのですが、子どもの中にはものをきちんと保管できない場合もあるので、なくしてしまったり、捨ててしまうくらいならノートに張り付けた方がよくなります。
例で使用したしたドミノカードは以下のリンクからダウンロードできます。
教材上部に表示される”download”のアイコンをクリックしてください。
引用サイト(外部リンク)
数字ドミノカード(PDFファイル)
最後に
今回は数字を言えるようになるための、読めるようになるための4つの英語活動・ゲームを紹介しました。
楽しい活動はいくつ知っていてもいいですよね。
しかし、私自身4つすべてを数字を学習する時に毎回行っているわけではありません。
子ども達の様子や、クラスの特徴を考慮して活動を選んでいます。
勝ち負けにこだわてすぐに喧嘩をしてしまうようなクラスにゲーム性の強り活動が向かなかったり、おとなしい女の子ばかりのクラスならドミノなどの個人活動が中心になるものを使ったりします。
みなさんも自分のクラスに合った活動を選んで楽しんで英語活動をしてください。
数字が言えるようになったらワークシートなどを利用して学習することも可能です。
数字を楽しく学習できるワークシートは『【楽しい!】英語の数字1から20の学習に使える究極の無料英語学習工作プリント4選!』で紹介していますので参考にしてください。
20までは完ぺきで100までの英語の数に移りたい場合は『100までの英語数字一覧表と読み方、書き方を学習できる学習プリント&パズル!』などで教材や英語活動を紹介していますので参考にしてみてください。
100までの英語数字一覧表と読み方、書き方を学習できる学習プリント&パズル!
100までの数字を英語で正しく発音でき、言えるようにするための英語教材をこれまで数回にわたり紹介しました。英語の数字は20まで覚えてしまうと後は意外と簡単だったりします。今回は、100までの英語数字一覧表と100までの英語の数字を学習するためのワークシート、学習プリントを紹介します。一覧表は手元にあると忘れたときに役に立ちます...
最後に英語の苦手な教師の方々が少しでも数字の発音が良くなってもらえるように簡単に発音の仕方、コツを別の記事で説明しています。
もしも、子ども達の前で英語で発音する前に数字の発音について確認しておきたい方は『【簡単】13か30?14か40?英語の数字”teen”と”ty”の発音/読み方の違いを徹底解説!』で解説しています。
参照にしてみてください。
【簡単】13か30?14か40?英語の数字”teen”と”ty”の発音/読み方の違いを徹底解説!
英語の数字を聞き取ることが難しいと感じたことはありませんか。13(Thirteen)と言っているのか、30(Thirty)と言っているのかうまく聞き取れないことありませんか。14(Fourteen)か40(Forty)も同じく難しいですよね。3(Three)がうまく通じなかったことありませんか...
それでは、今日も良い一日を。
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