【記憶に残る授業】英語の授業でタイダイ絞り染め(Tie_Dye)!色々な縛りかたとやり方で自分だけの柄Tシャツを作ろう!

歌やゲーム、学習プリントなどを使って英語の授業をしてきたけど何か特別な事をしたい‼
子ども達がいつまでも覚えていてくれるような活動をしたい。
家に帰って親の人に英語の授業でしたことを話すような授業をしたい.
そんな教師の皆さん、この活動は本当にお勧めです。
本日紹介するその活動の名前はタイダイ染めといいます!
私の場合、この活動は一年に一度特別活動として行っています。
子ども達が英語で色の名前を言えるようになった後にこの活動を行うことにしています。
まだ子ども達が色11色を言えないという場合は英語の色を教えるための教材・活動例
参考英語活動例
・盛り上がる事間違いなし!カラーを教えるためのビデオと歌5選!!
・幼児、小学生向け!子どもが夢中になる英語の色(カラー)を楽しみながら学習できるプリント3選‼
をご確認ください。
あっという間に11色の色の名前を子ども達は覚えてしまいます。
さらに、教室内、野外で遊びながら色を学べるツイスターゲームも別の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
参考英語教材
コロナ禍でも家、教室でできる英語ツイスターゲーム(Twister game)のルールやちょっとした工夫【小学校英語学習】
1. タイダイ/絞り染め(Tie_Dye)とは?
2. タイダイ/絞り染め(Tie_Dye)に必要なもの染料など一覧
3. タイダイ/絞り染め(Tie_Dye)の方法/やり方と出来上がりの柄
4. 最後に
┃タイダイ/絞り染め(Tie_Dye)とは?
今回紹介する活動はタイダイ/絞り染め(Tie_Dye)です。
日本の文化に草木染、藍染などというものがあります。
それにとても良く似た活動で写真のように白いTシャツをカラフルに染めます。
上の写真は実際に私の教えている子ども達が染めたものです。
本来色々な模様、柄を作ることができるのですが、写真のようなトルネードの模様が子ども達には一番人気です。
上手にできたら宝物になります。
子ども達は出来上がったものをニコニコしながら着て授業に来てくれます。
それを見ると、やってよかったなといつも思うわけです。
まずは、Tie_Dyeってどういう意味でしょうか?
英語の授業で行いますのでTie_Dyeの意味くらいは子ども達に教えましょう。
Tieは縛る(ネクタイのことをTieと英語では言います)
Dyeは染める(髪の毛を染める時などによく使います)
です。なので日本語訳だと絞り染めというそうです。
初めて私がこの活動をしたのが海外だったのでそれ以降タイダイと呼んでいます。
┃タイダイ染め(Tie_Dye)に必要な染料などのもの一覧
この活動を行うにあたって事前に準備する必要があります。
Tie_Dye(タイダイ/絞り染め)に必要なもの
・白いTシャツ(個人で準備してもらいます)
Tシャツだけは子ども達にそれぞれ準備してもらいます。
白がいいですが、少しくらい柄が入っていても大丈夫です。
Tシャツ全体に白以外の色がついていると色が混ざる感じになりきれいな色が出ませんので白がメインのTシャツを利用する事をお勧めします。
以下のものは基本的に教師が準備しますが、子ども達にも家にあったら持ってくるように伝えます。
大抵協力してくれます。
・輪ゴム(一人5個あれば大抵十分)
・サランラップ(ジップロップでもOK)
・空のペットボトル500㎖程度のもの(使用する色の数だけ)
・新聞紙
・タイダイ染め用の染料
詳しいことがわからないという方は以下のリンクのように市販されているタイダイ染め用の染料にやり方を詳しく説明した説明書付きのものがありますので参考にされるのも良いと思います。
┃Tie_Dye(タイダイ/絞り染め)の方法/やり方
【事前準備】
タイダイ用の染料を色別に水に溶かして容器(私の場合はペットボトル)に入れておきます。
【タイダイ染めのやり方/方法】
これから紹介するのは私が使用している染料での場合です。
使用する染料によって若干の違いがありますので詳細はそれぞれ付属の説明書をご確認ください。
1)Tシャツを水で濡らしてよく絞る。
Tシャツが少し湿っていた方がよいようです。
特に形を作る時に濡れていた方が作りやすいです。
2)出来上がりの柄/デザインを意識した形を作ります。
色々な縛り方があるのですが私は以下の3パターンを見せます。
Tシャツを左側のように畳んで真ん中の絵のように輪ゴムで止めます。
どのように形付けるかで完成した時のTシャツの柄が変わってきます。
3)机の上に新聞紙を敷き、Tシャツに色を付けていきます
上の写真のようにすると渦巻型の模様/柄のTシャツになります。
子ども達にはこの渦巻型が一番人気があります。
染料ですがゆっくりゆっくり生地に染み込んでいきます。
たくさん染料をつけすぎると色が混ざってしまい灰色になってしまうので注意が必要です。
少し色が少ないと白色が多い模様になります。
それもきれいですので無理にたくさん染料を付けるよりは少なめがお勧めです。
4)ラップに包み、日陰において一晩寝かせます。
注意:一度置いたらあまり触らない!
触りすぎると色が混ざってしまいます。
楽しみなのはわかりますが、触らないようにしましょう。
日が当たらないところが良いようです。室内に保管しましょう。
5)翌日ラップを外して天日干しします。
ラップからTシャツを取り出し輪ゴムを外します。
染料はまだ乾いていないので、ゆっくり色が混ざらないようにTシャツを広げましょう。
乾くまでは色がついたり、他の色と混ざるので乾燥させるときもTシャツが重ならないように気を付けましょう。
6)自分のタイダイTシャツを着て出かけよう!
半日を干せばTシャツは乾きます。
せっかく作ったので出来上がったTシャツを着てどこかへ出かけましょう。
上のTシャツは実際に私が染めたものです。
春や夏に着るのが楽しみになりませんか。
┃最後に
英語の授業の一環として行うので、最初の説明は英語でも行っています。
手順を黒板に英語で書き出し説明に約30分くらいかけています。
もちろん後に日本語で説明もします。
基本的な英単語を教える機会にもなります。
でもこの活動は楽しめればそれでいいと思っていますが…
それではみなさんもタイダイ染めで子どもも記憶に残る授業をしてみてはいかがですか。