ハロウィンっていつ?何の日?起源は?何する日?仮装だけじゃない!小学生に英語の授業内で説明!【Halloween活動】
最近は日本でもかなり浸透してきたハロウィン。
当然英語の授業で扱うのであれば簡単にハロウィンはいつなのか、どうして始まったのか等の起源、いったい何をするのかなどを簡単に説明する必要があると思います。
海外からやってきた行事で、私たちはハロウィンについては仮装して楽しむ日のような認識になっています。
しかし、せっかくのチャンスです。
自分たちにはない異なる文化を学ぶ事ができる機会ですので小学生にも簡単に説明する事をお勧めします。
私もハロウィンについて詳しいわけではありませんが、私の知っている限りの事を小学生でもわかるように書いてみました。
歴史的背景を理解してから授業を行う事で、普段よりも少しだけ深くハロウィンを楽しむことができるのではないでしょうか。
当サイトの別のページでは、小学校英語で行う事ができるハロウィンに関連する英語アクティビティーを多く紹介しています。
『ハロウィンに関係する英単語一覧表と小学校英語で使えるゲーム、教材、ワークシート!』ではハロウィンに関連する英単語とその学習に使えるワークシート等の教材を紹介しています。
ハロウィンに関係する英単語一覧表と小学校英語で使えるゲーム、教材、ワークシートまとめ!
10月も中旬に差し掛かりました。英語圏での今月の一番のイベントはハロウィンです。日本でもここ10年程度かなり浸透してきており、かなりの方がハロウィンという言葉くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。アメリカ大陸は、このハロウィンの後にサンクスギビングデイがあり、そしてその後はクリスマス、ニューイヤーと...
又、『ハロウィン用の歌を小学校英語の授業で使って学習してみよう!』では、ハロウィンに関係する英単語を学習するために利用できるビデオや歌の教材を紹介しています。
こちらは、指導している子どもの年齢が小さい時は特にお勧めです。
ハロウィン英語の歌を使い小学校英語の授業で英語を学習できるビデオ教材8選!
10月!ハロウィンの時期が近づいてきました。今回はハロウィンの季節に小学校英語の授業中に使用できる英語の歌を紹介します。子供向けの歌なので、この歌を利用して英単語を学習できたり、ほかの単元について学習できるものを紹介します。この授業の前に簡単にハロウィンについて知っておくと子ども達に説明できるのでお勧めです...
さらに、ハロウィンパーティーを計画している方も多いのではないでしょうか。
大人数でもできる英語アクティビティーを『大人数のクラスでも楽しめるハロウィンパーティーゲーム10選!【小学校英語】』で紹介しているのでこちらもご覧ください。
大人数のクラス、グループでも楽しめる英語ハロウィンパーティーゲーム/アクティビティ10選!
今週はハロウィン前という事で、小学校の英語の授業を使ってできるハロウィンに関係する英語教材やゲームを紹介しています。みなさんの中にはハロウィンパーティー等を計画している方も多いかと思います。今回は特に大人数のクラスで行える、又は大人数のパーティーの計画をしないといかない方向けに、大人数でも可能なアクティビティーを10個集めてみました...
今年のハロウィンが、子ども達にとっても、教師の皆さんにとっても楽しく記憶に残るものになるために参考になればうれしいです。
1.ハロウィンっていつ?何の日?英語の授業で説明しよう!
2.ハロウィンの起源。どうして仮装するの?小学生にも説明!
3.ハロウィンで人々は何をする習慣があるのか英語の授業で説明!
4.悲しい現実!最近のハロウィンはこんな感じ。消えつつある風習
5.最後に、ハロウィンの絵本も使える
ハロウィンっていつ?何の日?英語の授業で説明!
まず、ハロウィンは毎年10月31日です。
毎年同じ日で他の日になることはありません。
小学生でもこの日付けは英語で言えるようになってほしいですよね。
英語での日付の言い方については『英語での日付の書き方、読み方と表記の仕方。それに必要な序数字と西暦の英語での読み方一覧!』で詳しく説明しているので参考にしてみてください。
英語での日付の書き方、読み方、表記の仕方と序数字と西暦の英語での読み方一覧!
海外旅行に行って入国審査などで用紙に英語で日付を書かないといけない時ありますよね。どのような順番で、どんな表記の仕方で書いていいのか迷った事はありませんか。05/02/2020と書かれている日付を見て”5月2日”なのか”2月5日”なのか迷った事はありませんか。今日は英語でどのように日付や曜日を書くのか、言うのか表記の方法を説明しようと思います...
次に、どうして10月31日がハロウィンなのか、その理由を簡単に説明します。
【ハロウィンが10月31日の理由】
詳しい起源は次の章で書きますが、古代ケルン人の信仰では冬の始まりである11月1日が新年だったようです。
つまりハロウィンは古代ケルン人の秋の最後の日の夜、大晦日(イブ)10月31日に当たることになります。
ハロウィンは大晦日のお祭りと言った感じです。
ハロウィンの起源~どうして仮装するの?小学生に理由を説明!
どうして10月31日にがハロウィンなのか紹介しましたが、その起源などをもう少し詳しく紹介していきます。
どうして子ども達が大晦日に当たる日に仮装をして歩くようになったのかなどを簡単に説明します。
【ハロウィンの起源】
古代ケルン人(ヨーロッパに昔住んでいた人)にとって11月1日が新年、10月31日が大晦日であったことは説明しました。
ケルン時はこの時期に死者の霊が家族を訪ねてくると信じていたようです。
つまり、日本のお盆のような感じですね。
しかし、死者の魂が家族を訪ねてくるのと同時に、悪い精霊や魔女なども一緒にやってくると信じられていたようです。
顔をくり抜いたカボチャ(ジャック・オー・ランタン)を家の前に置くのは、悪い精霊や魔女などが家に来ないように、霊を怖がらせて追い払うためです。
【ハロウィンで仮装をする理由】
ハロウィンで仮装をする理由は悪い霊や魔女から身を守るためです。
それぞれが怖いお化けや魔女の格好をすることで、悪い霊を怖がらせて来ないようにする。
又は同じような格好をすることで悪い精霊などに気づかれないようにする意味があるようです。
ハロウィンでは何をする習慣があるのか英語の授業で説明!
ハロウィンの歴史的背景を簡単に説明しました。
では、現在ヨーロッパからアメリカまでハロウィンを行っている国は沢山あります。
一体どんなことをしているのかここでは説明します。
【現在のハロウィンで人々がしていることは?】
1)Jack-o-lanternジャック・オー・ランタンを作って飾る
現在でも多くの家族がジャック・オー・ランタンを作ります。
農場に行ったり、マーケットに行って好みのカボチャを買ってきてそのカボチャに怖い顔をくり抜いて作ります。
大きなカボチャほどくり抜くのが難しくなるので、包丁などを使う時は気を付けないといけません。
小さな子がいる家庭では保護者が協力して作ります。
保護者が作ってしまうところも多いです。
もう子どもが大きくなってしまったり、子どもがいない家庭は最近ではおもちゃ屋さんから電気で光るジャック・オー・ランタンを買ってきて設置する人も増えてきました。
こちらは、何年も使え、さらに片付けが簡単です。
ジャンクオーランタンの作り方の他、ハロウィンで子ども達と一緒にできる工作や飾り付けアイディアを『子どもと一緒に教室をハロウィンパーティー用に飾り付け!無料教材、アイディア12選!』で紹介していますので参考にしてみてください。
子どもと一緒に教室をハロウィンパーティー用に飾り付け!無料装飾、工作アイディア12選!
英語の授業の一環でなくても多くの方がこの時期ハロウィンパーティーの計画を立てます。小学校低学年であれば生活科の授業を利用したり、学級の授業を利用したりできます。一年に一度のイベントです。何か子供たちにとって楽しい記憶となるように計画を立てたいものです。ハロウィンパーティーをする時、雰囲気を出すのに欠かせないのが教室の飾り付け...
2)カボチャ料理を作る
ハロウィンはサンクスギビングデイやクリスマスの様に豪華な夕食を食べるような習慣はありません。
どちらかというと、カボチャやリンゴを使ったパイや、ケーキなどのスイーツを現在は作っている家庭が多いです。
ヨーロッパの方には伝統的なハロウィン料理というのがあるようです。
3)仮装をして近所の家を回る
夜になると、子ども達は仮装をして近所の家を回ります。
原則的に、玄関前にあるジャック・オー・ランタンに火が灯っていたら訪ねる事ができるという感じになっています。
ランタンがなかったり、ランタンに火が灯ってなかったらその家は訪ねないというのがルールです。
家のベルを鳴らしたり、ノックをしてその家の人が出てきたら、”Trick or Treat”(お菓子をくれないといたずらするぞ!)と言います。
そうするとその家の人がチョコレートや飴などをくれます。
子ども達は小さな袋を持っていて、そこに入れて次の家に行きます。
一晩でものすごい量のお菓子を集める子ども達がいます。
悲しい現実!最近のハロウィンはこんな感じ。消えつつある風習
地方や大きな町の郊外ではまだまだ子ども達が仮装をして家々を回る姿を見る事ができます。
しかし、時代の変化とともにハロウィンの在り方も変わってきています。
【現在のハロウィン:これが現実】
日本でもそうであるように、近所や地域の人々の関係が弱くなってきています。
そのため、保護者の中には自分の子どもを夜暗くなってから出さない人や、そもそもハロウィンで家を回ることを禁止する家庭も出てきています。
さらには、夜子ども達が寝てから集めてきたお菓子を一つずつ確認して空いているものなど怪しい?!物を捨てる親もかなりの数いるのが現実です。
どんな人が住んでいるかわからない、どんなものをもらうかもわからないという状況がこういった現象を起こしています。
ハロウィンでもらった飴に毒が入っていたら。。。ハロウィンで出かけた我が子が誰かにさらわれて帰ってこなかったらという心配からです。
このような事が理由で、年々仮装をして家を訪ねてくる子供の数は減ってきています。
これが現実です。
対策として、子どもが小さい時は親が一緒に回ったり、年の大きな高校生くらいと一緒に回らせたりするのはもちろんですが、地域の学校にみんなが集まって、体育館内で飴を渡すといった事を行っている地域もあります。
(つまり近所を歩き回るのはやめて、体育館内だけでハロウィンを済ませてしまうということです。)
こういった流れはこれからもどんどん進んでいくことが予想されます。
大都市はもちろん、中堅都市郊外の住宅街などですら年々仮装をして家々を回る子が減ってきています。
もしかしたら、海外でも日本の様に若者が仮装をして大騒ぎするだけのお祭りになってしまう日が来るのかもしれません。
最後に、ハロウィンの絵本も使える
さて今日は、英語の授業でハロウィンを扱う場合に、ハロウィンの仮装をして楽しむという部分だけでなく少しだけ多文化の理解を深めるためのハロウィンの起源や歴史などを書いてみました。
日本にも素晴らしい文化があるように海外にもその土地に根付いた文化や風習があります。
それについても英語の授業を通して少しでも学習していけたら素晴らしいなあと思います。
小学生でしたら絵本などを利用する事も可能です。
『ハロウィーンってなぁに?』という絵本は、物語を読みすすむうちに、ハロウィーンの由来がわかり、かぼちゃのランタンやかぼちゃのタルト、かぼちゃのリバンベルの作り方、さらに仮装の仕方までわかります。
子ども達と一緒にハロウィンについて学習しようという方にお勧めです。
クラスで子供たちに読み聞かせをしても良いと思います。
今回学習したことをもとに、ハロウィンパーティーでクイズ大会でもしてみませんか?
『ハロウィン常識クイズ10問とその答え!小学校英語ハロウィンパーティーでクイズ大会!』では、ハロウィンの常識問題10とその答えを英語と日本語で紹介しています。
そちらもぜひ参考にしてみてください。
ハロウィン常識クイズ10問とその答え!小学校英語ハロウィンパーティーで雑学クイズ大会!
ハロウィンの季節が近づいてきました。ハロウィン関係の授業やイベントを考えている人も多いと思います。英語の授業でも、ハロウィンについて学習したら、ハロウィンクイズ大会を開いてみるのも面白い活動の1つです。子ども達には、これまで学習してきた事を英語で理解し、英語で答えれるか試してもらいます...
それでは、子ども達と一緒に楽しいハロウィンの日にしてください。
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