授業での楽しく英単語学習!小学生が英単語を簡単な英語単語ゲームで復習、暗記する!”アップルゲーム”
それぞれの単元で新しい英単語を学習していきます。
一回に習う英単語はそこまで多くなくても時間新しい単語を学習していくと数か月後にはものすごい英単語を学習しているものです。
10単語学習してその時は覚えたとしても1週間復習しないと訳8割から9割忘れてしまうという研究結果を以前記事で読んだことがあります。
現在学校での英語の授業数はそこまで多くないので復習の時間をとっていかないと学習した英単語をすぐに忘れてしまいます。
小学校の英語の授業では約700単語覚えることになっています。
私は、学習した英単語を忘れないように、定期的に復習できる英語アクティビティーを授業に取り入れています。
今回は、英単語を使ったアクティビティーのうちの1つ”アップルゲーム”を紹介します。
さらに、後半では、このアップルゲーム以外の子供たちが授業でできる英単語学習アクティビティーを『スカベンジャーハント(Scavenger hunt)のやり方と英語の授業で行う方法~』など4つ紹介していますので併せて参考にしてみてください。
スカベンジャーハント(Scavenger hunt)のやり方と英語の授業で行う方法~英単語学習から英文読解まで可能~
子ども達に英語の活動を楽しんでもらいたいと考える方は多いと思います。楽しい英語活動を探したり考えるのは非常に大変です。また、春先の天気が良い日に野外でできる活動を考えたことはありませんか。今日紹介するのは、野外英語活動”スカベンジャーハント”(scavenger hunt)です。スカベンジャーハントは室内でも野外でもできる海外で有名...
小中学生向け英単語学習ゲーム”アップルゲーム”のやり方
英単語学習英語アクティビティ”アップルゲーム”はの説明をします。
このアクティビティは特にクラスが20人以下の少人数の時にお勧めです。
人数が多くなったときはグループでも可能ですが子供たちにゲームの勝敗の判断を任せることになります。
英単語学習ゲームアップルゲームとは
アップルゲームとは黒板を使い指定されたアルファベットから始まる英単語を早く指定された数だけ書いた方が勝ちになるゲームです。
このゲームでは英単語を書く必要があるので小学校の高学年から中学生まで楽しめます。(高校生でも可能です)
英単語ゲームアップルゲームのやり方、授業の流れ
ゲームのルールや授業の流れを簡単に説明します。
色々アレンジできると思いますが、ここでは私が行っている方法を紹介します。
1.2,3人の子どもの黒板の前に出てきてもらう
人数が多くなると勝負の判定が難しくなるので一度に行うのは2人がベスト。
クラスが多い時は3人までは可能です。
人数が多いほど最後の勝負の判定が難しくなる時があります。
2.黒板に十の字を書く
それぞれの子どもが黒板に十の字を書きます。
下の図のように小さすぎず、最低直径30センチくらいの十字にしましょう。

3.アルファベットを一文字選ぶ
教師もしくは、観戦している子どもの一人がアルファベットを一文字選びます。
アルバベットを書いた紙を箱に入れておいて、そこから選んでも良いと思います。
4.選ばれたアルファベットで始まる英単語を4つ十字の周りに書く
アルファベットが発表されたら、黒板の前にいる子どもたちはそのアルファベットで始まる英単語を4つ十字の周りに書きます。
選ばれたアルファベットが”A”の場合の一例が下の画像です。

上の画像の様に英単語を素早く書き込んでいきます。
5.4つ書き終わったらリンゴを描きAppleという
四つの英単語を書き終わったら、下の画像の様にリンゴを描きます。
そしてそのリンゴを描き終わったら”Apple”と言います。

6.一番最初にアップルと言った子どもの勝ち
最初に4つ単語を書いて、アップルを描きアップルと言った子どもが勝ちになります。(書いた単語に間違いがなかった場合)
7.教師の最終チェック
教師が最後に一体何と書いたのか、綴りのミスはないかをチェックして、最終順位を決定します。
私の場合は、一つでも英単語にミスがあったら他の子よりも早く終わったとしてもアウトにしています。
それぞれのクラスの英語のレベルによってルールを決めてみてください。
英単語学習アップルゲームに必要な英語能力
指定されたアルファベットからスタートする英単語をすぐに考え、それを書く能力が必要になります。
かなりの数の英単語を学習していてもいざという時になかなか思いつかないものです。
子供たちもたった4単語でも苦戦します。
出なかった英単語もゲームの後に確認
英単語を学習したり、復習する事が目的ですので、必ずそれぞれのゲームの勝敗がついた後に、ゲームに参加しなかった子ども達に他にどんな単語があるか聞いて、みんなで共有しましょう。
それによって忘れていた英単語を思い出したり、自分の知らなかった英単語を学習する事ができます。
これまで何度も紹介してきていますが、新しく学習した英単語はワードボックスの中に入れて何度も反復練習するように指導していきます。
ワードボックスの詳しい説明は『小学校英語で習う700単語を英単語カードで楽しみながら覚える秘密の英単語暗記法!』で行っていますのでそちらをご覧ください。
小学校英語で習う700単語を英単語カードで楽しみながら覚える秘密の英単語暗記法!
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小学生向け授業が盛り上がる英単語学習アップルゲームの2つの実践例
アップルゲームを順番に全員で行えばいいのですが、クラスがさらに盛り上がるように2つの実践例を紹介します。
英単語アップルゲームトーナメント戦
クラス全員でトーナメント表を作ってトーナメント大会を行います。
クラスの人数にもよりますが、大抵の場合1時間でチャンピオンまで決める事ができます。
基本的に負けたらそこで終了ですが、勝ち進んでいく子たちが書く英単語をそこで学習することで負けた子たちも授業に参加できます。
アルファベットによっては4つの単語を思いつくのに時間がかかってしまったり、子どもによっては4つ思いつかなかったりするので、その場合は時間を決めて、その時間内に書いた英単語が多いほうが勝ちにします。
チーム対抗英単語学習アップルゲーム
チームを決めてその中の1ずつが黒板に出てきてアップルゲームをします。
勝つとチームに1ポイントが入るようにします。
最終的に多くのポイントを獲得したチームが勝ちです。
対戦相手を変えながら行うと、たくさんの子ども達にゲームに勝つチャンスができます。
さらに英語が苦手な子もチームのメンバーによってはチーム戦で勝つチャンスがあるのでお勧めです。
その他の授業でできる英単語学習ゲーム4選!
定期的にアップルゲームのように英単語を総合的に復習する活動を行えるように英単語ゲームを知っておいて損はありません。
このサイトでもこれまで多くの英単語を使ったゲームやアクティビティーを紹介してきました。
ここでももう一度簡単に紹介します。
詳しい説明やルールなどはそれぞれの詳細ページを確認してください。
アルファベットスカベンジャーハントで英単語の学習
野外でもできるスカベンジャーハントは子供たちに人気があります。
英単語の学習を目的にするのであれば、アルファベットスカベンジャーハントがお勧めです。
子供たちにはテーマを与えそのテーマに沿った英単語探してもらいます。
その時にそれぞれのアルファベットから始まる英単語を探してもらうのがアルファベットスカベンジャーハントです。
テーマは、春など季節のものにしたり、ハロウィンやクリスマスなど行事に関連したものなどにすることでパーティーゲームとしても利用できます。
詳しいスカベンジャーハントの説明は『スカベンジャーハント(Scavenger hunt)のやり方と英語の授業で行う方法~』などでしていますのでこちらを参考にしてください。
英語しりとりゲームで英単語の学習
英語しりとりゲームも子供たちに人気があります。
このゲームはアップルゲーム同様に黒板を使い1時間の授業の中で気軽にできるのでお勧めです。
名前の通り英単語でしりとりをするゲームです。
詳しいルールややり方は『英語しりとりゲームで英単語を楽しく学習する英語活動アイディアとそのやり方』で紹介しているので参考にしてください。
英語しりとりゲームで英単語を楽しく学習する英語活動アイディアとそのやり方
英語の時間を楽しんでもらいたいと常に思っています。英語はどうしても英単語であったり、文法など暗記する部分が非常に多いので楽しんでもらうには工夫が必要です。今回は習った英単語を使って教室でできる英語アクティビティーとそのやり方などを紹介します。学習指導要領によると小学校では700単語前後を目標に英語を学習していきます...
アルファベットUNOカードを利用して英単語学習
人気カードゲームのアルファベット版を利用して英単語学習をする方法もあります。
これにはアルファベットウノカードをダウンロードする必要があります。
無料ダウンロード先とゲームのやり方ルールなどは『アルファベットUNO(ウノ)カードを使った英語ゲームアイディア3選!!』で紹介しているので参考にしてください。
アルファベットUNO(ウノ)カードを使った英語ゲームアイディア3選!!~アルファベット、数字、色を学習~
有名なカードゲーム”UNO”はご存じでしょうか。子供のころに夢中になったことはありませんか。今日は、その”UNO”を利用した3種類の英語アクティビティーを紹介したいと思います。今回の英語アクティビティーを通して学習できることは次の3つ。今回学習できる事簡単な数字と色青アルファベットと色アルファベットと簡単な英単語1は通常のUNOカードを利用しますが...
英単語の綴りも学習できる英語ゲームボグル
少し難易度は上がりますが、与えられたアルファベットを使ってできるだけたくさんの英単語を作るゲームがボグルです。
英単語の綴りを覚えるのにも便利です。ボグルについては『小学生から大人まで楽しめる英単語学習ゲーム”Boggle”(ボグル)のやり方と無料教材』で紹介しているのでご覧ください。
また英単語の綴りを授業で簡単に復習できる方法としてハングマンもお勧めです。
『【簡単無料】英単語のつづりを楽しく覚える英語ゲーム”ハングマン”のルールやり方と無料教材5選!』でハングマンの無料教材などを紹介していますので参考にしてください。
小学生から大人まで楽しめる英単語学習ゲーム”Boggle”(ボグル)のやり方と無料教材
小中学校の英語の授業でできる英単語学習を楽しくできる英語アクティビティーを探していませんか。英単語の学習というと暗記というイメージが強く退屈な感じがします。英単語を使えるようにするには暗記しないといけませんが、小学生には楽しく英語を学習してほしいと思っています。今回紹介するのはゲーム感覚で英単語とその綴りが学習できる英単語ゲーム”ボグル(Boggle)”...
最後に
今回は英単語の復習や、学習を楽しく授業でできる英語活動アップルゲームを紹介しました。
単元と単元の間にこういった復習の意味も込めた英語の活動を入れると、子ども達も喜んでくれます。
負けた子ども達の中にはその日からまた英単語を一生懸命学習する子も出てきます。
英単語だけ学習しても英語は話せるようにはなりませんが、英単語を知らないと英語は話せません。
小学生のうちにできるだけ多くの英単語を学習しておいて損はありません。
小学生のうちに知っておきたい英語動詞や形容詞なども『【超基本】これだけは小学生に教えたい簡単な英語動詞100単語一覧!』や『小中学生のうちに覚えたい形容詞の対義語(反対語)一覧!55対110単語まとめと指導時に役立つアクティビティー4選』にまとめてあります。
そちらも参考にしてみてください。
それでは今日も良い一日を。
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