【簡単】13か30?14か40?英語の数字”teen”と”ty”の発音/読み方の違いを徹底解説!【英語発音講座】
英語の数字を聞き取ることが難しいと感じたことはありませんか。
13(Thirteen)と言っているのか、30(Thirty)と言っているのかうまく聞き取れないことありませんか。
14(Fourteen)か40(Forty)も同じく難しいですよね。
3(Three)がうまく通じなかったことありませんか。
実は、ネイティブでもこれらの音の聞き取りは難しいです。
電話などでは確認の意味も含めて聞き返す事はよくあります。
今日は数字の読み方、発音の仕方を解説したいと思います。
英語の授業をするからには、少しでも良い発音で子ども達に教えたいですよね。
今日この記事を読んでいただけたら、数字についての発音の仕方、読み方がぐっと理解できるようになります。
是非最後まで読んでみてください。
同じく英語の発音で”Can”と”Can't”の発音の違いについても難しいですよね。
この”Can”と”Can't”の発音の違いについては『【簡単!】Can/Can’t 発音の仕方と違い判別方法!アメリカ英語とイギリス英語の発音の違いも紹介』で詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
【簡単!】Can/Can’t 発音の仕方と違い判別方法!アメリカ英語とイギリス英語の発音の違いも紹介
英語を聞いている時、簡単な単語なのに意外とネイティブの人たちが発音すると分かりにくいものがあります。その代表的なものが”Can”と”Can't”の発音の違いです。皆さんの中にも”Can”と”Can't”の発音がうまく聞き取れない人が多いのではないでしょうか。もしくは以前”Can”なのか”Can't”なのか分からなくて困った経験がある方...
1.英語数字の"Teen"と"Ty"の発音/読み方の違いはアクセントの位置に注意!
2.実は3種類もある英語数字20の発音/読み方!
3.英語の苦手な方用!英語の数字10までの読み方をカタカナで表記!
4.最後に:英語の発音で一番大事なことはこれ!
英語数字TeenとTyの発音/読み方の違いはアクセントの位置に注意!
最初に一番の問題部分から説明していきます。
これを理解できたら90%クリアです。
英語数字”Teen”と”Ty”の発音はアクセントの位置に注意!
日本人にとって13(Thirteen),14(Fourteen)などの”Teen”と30(Thirty).40(Forty)の”ty”の聞き取りは非常に難しいですよね。
まずは、英語表記で並べて比べてみましょう。
- 13(Thirteen)-30(Thirty)
- 14(Fourteen)-40(Forty)
- 15(Fifteen)-50(Fifty)
- 16(Sixteen)-60(Sixty)
- 17(Seventeen)-70(Seventy)
- 18(Eighteen)-80(Eighty)
- 19(Nineteen)-90(Ninety)
見た目の違いは明らかですよね。
単語の綴り"Teen"と"Ty"です。
発音をカタカナで書くならティーン(Teen)とティイ(Ty)の違いです。
そんなことはわかっているという方すみません。
この異なる部分の発音が違うのは明らかですよね。
でも実はもっと大きな違いがあるんです。
それを理解するだけでかなり変わります。
アクセントの位置
すべての英単語にはアクセントがあります。
そのアクセントの位置を意識することで数字は格段に伝わりやすくなります。
英語数字のアクセントの位置と発音の仕方の関係
アクセントというのはその単語の中で強く発音される部分です。10台の数字と10の倍数の英語数字ではアクセントの位置が異なるんです。
では13など十の位の数は、Teenにアクセントが来ます。
つまり、後半部分が強く発音されます。
大文字と小文字を利用してアクセントを表現するなら”thirTEEn”となります。
30などの10の倍数はアクセントが前半部分に来ます。
同じく大文字小文字を使ってアクセントを表現すると”THIrty”となります。
-
13、14など十台の数字のアクセントは後半”Teen”の部分
”thirTEEn”
20、30など十の倍数の数字のアクセントは前半部分
”THIrty”
英単語のアクセントをつける方法とコツ
アクセントの位置の違いが分かってもどうやってアクセントをつけるのかわからない方がいますよね。
そのような人は次の2つの事を注意してみてください。
アクセントの場所を発音する時に
少し高い音で発音する
母音の音を少し伸ばし長めに発音する
アクセントで無い部分はこの逆で少し低めの音で短めに発音すればOKです。
この2つを意識すると聞き取りやすい非常にわかりやすい発音になります。
このテクニックはすべての英単語に共通します。
文章の時はその文章の中で強く発音する単語とそうでない単語が出てくるので単語一つ一つのアクセントをそこまで気を付けなくなりますが、このアクセントは非常に大切です。
英語数字アクセントの位置とその発音方法一覧
もう一度先ほどの数字をアクセントをいしきして表記すると次のようになります。
- 13(ThirTEEn)-30(THIrty)
- 14(FourTEEn)-40(FOrty)
- 15(FifTEEn)-50(FIfty)
- 16(SixTEEn)-60(SIxty)
- 17(SevenTEEn)-70(SEventy)
- 18(EighTEEn)-80(EIghty)
- 19(NineTEEn)-90(NInety)
さらにもう一つ大切な情報を教えます。
メインアクセントの後は強く読まれない
特にアメリカ英語に顕著なのですが、アクセントの後の音はそこまで大切で無いので音が変わることがあります。
”Thirty”を例に説明してみます。
前半部分がアクセントが付いて強く読まれます。
つまり後半の”Ty”の部分はそこまで大切ではありません。
なので弱く読まれるのですが、発音が”Ty”ではなく”dy”に近づきます。
つまり”THirdy”と聞こえる場合があります。
なぜTがDになるかというと、TとDは兄弟の音だからです。
同じ口の形、下の位置で発音します。
違いは、Tが無清音、Dが有声音であること。
みなさんがこう発音する必要はありませんが、こんな風に発音してくる人もいることを知っているとネイティブの英語を聞いている時により理解できるのではないでしょうか。
- 30(THIrty)=THirdy
- 40(FOrty)=FOrdy
- 50(FIfty)=FIfdy
- 60(SIxty)=SIxdy
- 70(SEventy)=SEvendy
- 80(EIghty)=EIghdy
- 90(NInety)=NInedy
こんな感じになります。
この他日本人が発音する場合”Teen”の最後のNの音を意識的にしっかり発音すると通じやすくなります。
日本人はNの発音があまり上手ではないようです。
さらに詳しく英語の発音について学習してみたい方は、1冊しっかりと発音について説明されている書籍を購入することをお勧めします。
実は3種類もある英語数字20の発音/読み方!
次にお話したいのは20の発音についてです。
20を英語表記すると”Twenty”となります。
アクセントは前半部分にくるので”TWEnty”(トゥエンティー)と発音する事になります。
これで完璧です。
誰もが皆さんの英語を理解してくれます。
しかし、同じ20という単語でも別の発音をする人がいます。
これはそういう人がいるという事を知っていれば理解できるますが、知らないと、何??となることがあります。
Tの発音がDになったり、発音されない場合も
代表的なのが先ほども説明したTの発音がDの発音になることです。
”TWEndy”(トゥエンディ)と発音する人がいます。
さらにネイティブの人たちはこのDの音を省略してしまう人もいます。
つまり”Tweny”と発音する人です。カタカナで書くと”トゥエニー”となります。
こうなると21、22などの数字すべてがこの発音になります。
21=Tweny-one(トゥエニーワン)となります。
Twenty
辞書に載っている普通の発音Twendy
メインアクセント後のTの発音がDになる。Tweny
”T”の音が発音されない。
一つの英単語をとってもこれだけ異なる発音があるという事を意識しながら英語を聞いてみるとより理解できると思います。
英語のリスニングに大切なスキル”リンキング”
この他に英語を聞き取るうえで大事なスキルとしてリンキングがあります。
リンキングとは会話中に単語と単語を繋げて発音する方法です。
このリンキングにもいくつかのルールがあり、これらを知っていると英語の聞き取りスキルが格段にアップします。
リンキングについては『英語のリンキング法則5つのルール一覧と練習方法を徹底解説!”We need you!”NiziUにもリンキングが!』で詳しく解説しています。
こちらも参考にしてみてください。
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英語の苦手な方向け!英語の数字10までの読み方をカタカナで表記!
この章では、10までの数字の読み方をカタカナ表記して注意事項を書いていきます。
英語の授業で発音する際に少しだけ注意してみてください。
10までの英語数字の発音の仕方と注意点
One=ワン
特に日本人は問題なく発音できます。最初の”w”の音を出すときに口を小さくすることと”n”の音をmと間違えないようにする事が大切です。
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Two=トゥー
こちらも”t”の発音の後にしっかり口を小さくして”ウ”の音を出せば理解してくれます。
-
Three=スリー
”TH”の発音が日本語にはないので難しい数字の一つです。下を歯の間に軽く入れてその間から空気を出す時にでるこすれるような音。言葉ではうまく説明できません。下のビデオを見てください。
-
Four=フォー
”F”は上の歯で下唇を軽く噛んでその隙間から空気を出す時の音。”R”も日本人には難しいですが、”r”が最後の音なので気にしなくてOKです。
-
Five=ファイヴ
”F”は”Four”の”F”と同じです。”V”は”F”と同じ口の形で息を出す時に唇が揺れて音が出るようにします。”F”が無声音なのに対して、同じように息を出しますが有声音です。
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Six=シックス
これは問題ないです。
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Seven=セブン
”V”の音だけ唇を噛むようにすればOK
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Eight=エイトゥ
これも問題ないです。
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Nine=ナイン
最後のNの音だけしっかり出せば通じます。
-
Ten=テン
最後は”N”です”M”では無いことに気をつけましょう。
ここまでできると電話番号を英語で伝えることができます。
電話番号の英語での伝え方は『英語での電話番号の読み方(言い方)や教え方(伝え方)の4つのポイントと10のフレーズ集』で紹介していますので参考にしてください。
英語での電話番号の読み方(言い方)や教え方(伝え方)の4つのポイントと10のフレーズ集
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英語の発音で一番大事なことはこれ!
最近では色々な国の人が英語を話すようになり、色々なアクセントの英語を耳にするようになりました。
それらの英語を理解するには自分がそのアクセントに慣れておく必要があります。
英語を母国語とする人ですら沢山異なるアクセントがあるので、そこまでアクセントについて気にする必要はないと思いますが、一番大切なことは相手が自分の言っていることを理解してくれることです。
ネイティブの様にベラベラ話せなくてもいいんです。
ゆっくりでも聞き取りやすい、理解しやすい、はっきりとした発音が一番大切です。
残念ながら英語の発音に関しては自分で発音方法を学習して何度も練習するしかありません。
市販で販売している教材などで一度発音について基礎から学習すると少しは自信が持てるようになります。
大人の方は、発音の専門書を購入して、口の形、舌の位置、息の出し方などを一度学習する事で伝わる英語になります。
さらに子どもの場合は、とにかく聴く事です。
舌の位置が。。。などといった説明は不要です。
小さいうちから聞いていれば音の違いを判別できるようになります。
Youtubeのビデオでもよいのでネイティブの発音に触れさせることが大切です。
本物の発音を聞くことで英語の発音を理解し発音の仕方を習わなくても発音できるようになります。
市販されている子供向けの英語教材の中には無料サンプルや無料体験期間が設けられているものもあり、それらを利用してみることもおすすめです。
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それでは、今日も良い一日を。
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