【幼児/子供向け】ビデオを見ながら真似するだけの簡単英語劇で英語コミュニケーション力を高める方法!【小学校英語教材】
英単語を覚え、英語の歌をビデオを見ながら歌うだけではコミュニケーション力は向上してきません。
しかし幼児や小学生が対象となるとできることは限られてきます。
そこで今回紹介するのは、ビデオを使って真似をするだけでできる英語劇です。
短い簡単なセリフを使って実際に英語で会話する経験をしてもらうのが目的です。
子供たちは実際に使ったセリフは長い間覚えていることがあります。
今回は本当に英語を習い始めたばかりの子供達でもできるように、日常的に使う挨拶をテーマにしたビデオを利用した場合を例に紹介します。
英語を読めなくても聞いた通りに真似をするだけでできる英語劇です。
英語で話す経験をしてもらいたい、簡単な会話や劇の教材を探している方は参考にしてみてください。
子供向けビデオを真似するだけの簡単英語劇とは?
中学生のように会話形式のテキストを渡して読むことは英語を学習し始めた小学生にはできません。
しかし英語を学習するなら英語を使ってコミュニケーションをとれるようになってもらいたいですよね。
そこで、私が利用しているのがビデオを真似するだけの英語劇です。
ビデオを真似するだけの英語劇の目的
ビデオを真似するだけの英語劇を行う目的は次のものです。1.対話形式の英語にも親しんでもらう。
2.英語で短い会話ができるようになることで英語を学ぶ楽しさを感じてもらう。
3.会話で使える英語を覚えてもらう。
色々な教師の欲を満たしてくれるのが今回紹介するビデオ教材です。
ビデオを真似するだけの英語劇をお勧めする理由
このビデオを使った英語劇をお勧めする理由を以下に挙げます。
1)会話が短い
英語学習を始めたばかり子ども達でもすんなりとできる50秒。
役一人当たりの会話も少ない。
ハードルが少ないことがまずおすすめの理由です。
2)英語のフレーズも短く簡単
授業の中で最後の発表までしようとすると時間がかかりますが、それぞれのフレーズが短くて練習時間が短くても発表できる。
英語劇というと大変で敬遠されがちですが、まずは短いものからスタートできる。
3)ビデオに合わせて練習できる
ビデオそのものがロールプレイするためのものなのでセリフの練習もビデオに合わせてすることができるのも大きいです。
聞いて真似をすることでナチュラルな発音が可能になります。
英語を書けなくても、読めなくてもできることもおすすめの理由の1つです。
また、セリフを忘れてもビデオが教えてくれるので子ども達の気持ちも楽になります。
ビデオを使って真似するだけ英語劇の授業実践例
それでは、どんなビデオを使ってどんな授業をするか1つのビデオを例に具体的に紹介します。
まずは下に掲載したビデオをご覧ください。
幼児でもできる真似するだけの英語劇ビデオ例
今回紹介するビデオはEnglish Singsingがシェアをしてくれているものです。
このビデオ1つで一つの会話形式の英語劇ができます。
ビデオを利用しての英語劇授業例
実際の授業の流れを簡単に説明します。
それぞれのクラスのレベルによってアレンジしてみてください。
1)ビデオを見せる
見せるのは最初の50秒です。
流してみてもらいます。
2)会話の意味の確認
字幕付きのビデオ会話を見せ、会話ごとにビデオを止めて意味を確認します。。
映像があるので子供たちの中には英語がわからなくても会話の意味を推測することができる子どももいます。
3)会話の内容が分かったら一度ビデオを字幕付きで見る
ビデオが短いのでもう一回見てもらいましょう。
4)グループを作り自分の役を決める
今回のビデオには6人の登場人物がいます。
ソロでの会話があるのは先生、転校生と一人の男の子。
つまり3人いればできますが、英語が苦手な子もいるでしょうから4人か5人のグループにして2人はみんなでセリフを言う部分だけにするとハードルが下がります。
英語が苦手な子には初めから大きなプレッシャーを与えるのはやめておきます。
5)自分のセリフの練習
役が決まったらもう一度ビデオを見せます。
この時自分のセリフを確認するように子ども達には伝えましょう。
英語が読める場合は、黒板に会話を板書するといいと思います。
何回か自分のセリフを個人個人練習します。
6)ビデオに合わせて練習
自分のセリフを練習したらもう一度ビデオを見せます。
この時自分のセリフのところはビデオに合わせて声に出して話すようにします。
ビデオの声付きと合わせての練習は数回するといいと思います。
7)声なし字幕のビデオに合わせて練習する
最後はビデオの声なし字幕に合わせて自分のセリフを言う練習をします。
これができるようになったら完璧です。
8)グループごと発表
クラスのみんなに練習の成果を見てもらいましょう。
発表の時もビデオを流し、ビデオと一緒に会話英語劇をするようにします。
声なし字幕のビデオに合わせるのが一番ですが、初めての会話形式の学習なので声ありでもOKにしましょう。
ビデオと一緒にロールプレイをすることで子ども達にも安心感がでてきます。
うまく言えなくてもビデオは先に進んでいきます。
いえなかったら次!という感じです。
9)違う役にもチャレンジ
ここまで学習を進めてくるとセリフの無かった子ども達がもう少しできるのではと思えてきます。
その場合は役を交代してやってみます。
ほかの単元でも真似するだけ英語劇に挑戦してみる
今回は英語を習い始めたばかりの子でもできるように簡単な単元で実践例を紹介しました。
同じように真似するだけで英語劇ができるようになるビデオをシェアしてくれていますのでそれらを授業で定期的に利用することができます。
真似するだけで英語劇ができるビデオ紹介
このサイトでも他の単元でこのビデオ劇を紹介しています。
食べ物をテーマにしてレストランでのやり取りの英会話劇を『【簡単!】小学生でもできる短い1分間子ども英語劇場、食べ物編2選とその台本!』で紹介しています。
また、天気をテーマにしたビデオを利用した英語劇は『今日の天気をについて英語で説明する子供英語スピーキングアクティビティーと簡単英語劇』を確認してください。
どちらも今回利用したビデオを使って英語劇をする活動例を紹介しています。
【簡単!】小学生でもできる短い1分間子ども英語劇場、食べ物編2選とその台本!
食べ物をテーマにした英語学習、活動の続きです。前回、食べ物の名前を学習する時に使用できる子供向けビデオ教材を紹介しました。今回は食べ物の英単語を使いながらさらに学習を進めていく活動を紹介します。自分が欲しい食べ物をレストランやスーパーマーケットで頼めるように短いフレーズで練習します...
この他の子供向け短い英会話劇の例
ビデオを真似するスタイルではありませんが、短い会話形式のセリフを覚えて劇をする活動をいくつか紹介しています。
1)身近な文房具を利用した英会話劇
文房具屋さんでのやり取りを2人で行う会話劇を『子供向け文房具英語学習用工作プリント2選+1PPT教材と小学生にまず教えたい学用品英語20!』で紹介しています。
こちらも英語を学習し始めてすぐの子供たちをイメージして台本を作っているので1時間のうちに練習して発表までできるものです。
2)買い物ごっこをする英会話劇
英語の工作ワークシートを利用して2人で買い物リストを読みあいその食べ物を買い物かごに入れる会話劇を『買い物に行こう!食べ物の名前英単語を学習できるペーパークラフト英語工作プリントなどの教材!』で紹介しています。
こちらは、まずクラフトワークシートを作った後の活動になります。
3)乗り物のチケット予約英会話劇
乗り物のチケットを予約するやり取りを簡単な英語で行う会話劇です。
乗り物の名前を覚えることを目標にしているので難しい表現はなく簡単にできるものになっています。
詳しくは『英語の乗り物の名前を楽しく学習するための工作プリント3選&乗り物チケットを使った英語劇』を確認してください。
最後に
今回はビデオを真似するだけでできる英語劇を紹介しました。
どれも簡単に始めることができるのでぜひ授業で挑戦してみてください。
簡単なものから初めて、回数を重ねながら会話自体の時間や会話数を増やしていきます。
将来的には発表会などでできる英語劇ができるようになることが目標です。
今回の英語劇は、短かろうと英語劇をすることができたという自信をつけるにはもってこいの教材です。
この自身が、次もう少し長めのをやってみたいというモチベーションにもなります。
今回紹介したビデオの制作会社は他にもたくさんのロールプレービデオをYouTubeにアップしています。
クラスのレベルや学習内容によってビデオを選んでみてください。
それでは、今日も良い一日を。
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